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砂漠の教室 イスラエル通信/藤本和子
¥968
『砂漠の教室 イスラエル通信』 著者:藤本和子 出版社:河出書房新社 判型:文庫 版元からの紹介: 名翻訳家の原点となる、幻のエッセイがついに復刊! リチャード・ブローティガン、トニ・モリスンなどアメリカ文学のすぐれた翻訳家であり、聞き書きの手法を生かしたエッセイの書き手としても知られる藤本和子。 70年代に刊行された、初エッセイを復刊&文庫化。 1976年、著者はヘブライ語を学ぶため、ユダヤ人の夫と共にイスラエルの語学学校へ。同級生は各国から集まった8歳~70歳の生徒たち。未知の風土、生活、食べ物、そして歴史に向き合い、「他者を語る」ことに挑んだ、限りなく真摯な旅の記録。(解説=平松洋子)
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森の生活/D・ヘンリー・ソロー
¥1,595
『森の生活』 著者:D・ヘンリー・ソロー 訳者:佐渡谷重信 出版社:講談社 判型:文庫 版元からの紹介: ボストンの近郊、コンコードの町に近いウォールデン池のほとりに、ソローは自ら建てた小屋で、2年3ヵ月、独り思索と労働と自然観察の日々を過した。人間の生活における経済の理念をはじめ、人生のあるべき姿や精神生活の大切さ、森の動植物への情愛などを語りながら、彼は当時のアメリカ社会と人間を考察し続けた。物質文明の発展が問い直されている今日、ソローの思想の持つ意味はますます大きい。
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鳥の歌、テキストの森/髙山花子
¥2,200
『鳥の歌、テキストの森』 著者:髙山花子 出版社:春秋社 判型:四六版 ページ数:224頁 版元からの紹介: ときに空を舞い、ときに歌をうたい、ときに色彩ゆたかな羽を纏う鳥。世界中のありとあらゆる土地に生息するこの夥しい種類の鳥たちは、その起源や進化の謎、多彩な形態、さえずりの美しさから、はるかむかしから現在に至るまで、ひとびとの心を惹きつけ、古今東西のさまざまなテクストに、その姿が描かれ、記録されてきた動物であると言えるだろう。本書は鳥の歌や声がどのように作家によって聞かれ、音楽家によって追求されてきたのか、いくつかのテーマにもとづいて、テクストの森の中で鳥の声に耳を澄ますように紐解く。
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サッカーと愛国/清義明
¥1,650
『サッカーと愛国』 著者:清義明 出版社:イースト・プレス 判型:四六版 ページ数:304頁 版元からの紹介: スタジアムには日本人が知らない世界基準がある!渋谷スクランブル交差点「自称・日本代表サポーター」、「JAPANESE ONLY」横断幕&バナナ事件、旭日旗問題、「サッカー犯罪防止法」、ネオナチとフーリガン、ウルトラスの革命、ザンクトパウリのゴール裏、欧州クラブ事情……サッカーはレイシズムとどう闘ってきたのか? 木村元彦氏(ジャーナリスト)、激賞!<「がんばれ!ニッポン」層が大きなマーケットとされるサッカー界において、ナショナリズムに抗い民族差別問題に正面から取り組んだライターはほとんどいない。その中で清義明は極めて稀有な存在である。本書は路上でもスタジアムでも全力でレイシストと闘って来た清が必然を以って著した、日本初のサッカー界からの反差別の書である。>
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【サイン本】パリでメシを食う。/川内有緒
¥755
『パリでメシを食う。』 著者:川内有緒 出版社:幻冬舎 判型:文庫 版元からの紹介: 三つ星レストランの厨房で働く料理人、オペラ座に漫画喫茶を開いた若夫婦、パリコレで活躍するスタイリスト。その他・規格外アーティスト、花屋、国連職員……パリに住み着いた日本人10人の軌跡。
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【サイン本】パリの国連で夢を食う。/川内有緒
¥759
『パリの国連で夢を食う。』 著者:川内有緒 出版社:幻冬舎 判型:文庫 版元からの紹介: チャンスを摑んだのは31歳の時。2年前に応募した国連から突然書類審査に合格との知らせが舞い込んだ。2000倍の倍率を勝ち抜き、いざパリへ。世界一のお役所のガチガチな官僚機構とカオスな組織運営にビックリしながら、世界中から集まる野性味あふれる愉快な同僚達と、個性的な生き方をする友人らに囲まれて過ごした5年半の痛快パリ滞在記。
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はたらく動物と/金井真紀
¥1,518
SOLD OUT
『はたらく動物と』 著者:金井真紀 出版社:ころから 判型:B6判 ページ数:144ページ 版元からの紹介: 『世界はフムフムで満ちている』で鮮烈なデビューを飾った金井真紀が、長良川の鵜飼からパリの「エコ鶏」まで、はたらく動物と、ともに生きる人間を描き出す。
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ペンギンの憂鬱/アンドレイ・クルコフ
¥2,200
『ペンギンの憂鬱』 著者:アンドレイ・クルコフ 訳者:沼野恭子 出版社:新潮社 判型:四六判変型 ページ数:320ページ 版元からの紹介: 恋人に去られ孤独なヴィクトルは売れない短篇小説家。ソ連崩壊後、経営困難に陥った動物園から憂鬱症のペンギンを貰い受け、ミーシャと名づけて一緒に暮らしている。生活のために新聞の死亡記事を書く仕事を始めたヴィクトルだが、身辺に不穏な影がちらつく。他人の死が自分自身に迫ってくる。ロシアの新鋭による傑作長編小説。
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ポラーノの広場/宮沢賢治
¥1,320
『ポラーノの広場』 著者:宮沢賢治 画:小林敏也 出版社:パロル舎 画本宮沢賢治シリーズの十五冊目。 小林敏也さんがイラスト、装丁を手掛けています。
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言葉と物〈新装版〉―人文科学の考古学―/ミシェル・フーコー
¥5,500
『言葉と物〈新装版〉―人文科学の考古学―』 著者:ミシェル・フーコー 訳者:渡辺一民、佐々木明 出版社:新潮社 版元からの紹介: ベラスケスの名画「侍女たち」は、古典主義時代における人間の不在を表現している。実は「人間」という存在は近代に登場したものであり、いずれ終焉を迎えることになるだろう――。西欧思想史を厳密に分析批判したうえで、今日の人間諸科学の冒険的試みを統合し、画期的認識論をうちたてたフーコーの名著を新たな装いでお届けする。
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ハルムスの世界/ダニイル・ハルムス
¥1,870
『ハルムスの世界』 著者:ダニイル・ハルムス 出版社:白水社 判型:新書 版元からの紹介: 出来事=偶然の超短篇 「ある日のこと、オルロフはえんどう豆のピュレをいやというほど食べて死んだ。クルィロフはそのことを知って、やはり死んだ。スピリドノフは勝手に死んだ」 (「出来事(ケース)」より) 長くソ連では当局に禁止されていたものの、いまやロシアはもとより、欧米諸国でカルト的な人気を集めているダニイル・ハルムス。ロシア・アヴァンギャルドの終焉に燦然と輝くハルムスは、そのミニマルな文体、意味と無意味の戯れ、ユーモアと不条理で、「ロシア文学」のイメージを颯爽と覆す。 代表作である生前未刊行の短篇集『出来事(ケース)』と、訳者がセレクトした短篇38篇からなる旧版に、新たに訳出した10篇〈アンコール・ハルムス〉を加えた増補版として待望の復刊。岸本佐知子氏推薦!
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スペインの家/J・M・クッツェー
¥1,650
『スペインの家』 著者:J・M・クッツェー 訳者:くぼたのぞみ 出版社:白水社 判型:新書 版元からの紹介: 本邦初訳のノーベル文学賞受賞記念講演を収録! クッツェーが南アフリカからオーストラリアへ移住して、ノーベル文学賞を受賞した時期に書かれた珠玉の三篇。 「スペインの家」それまでの暮らしに別れを告げて国外に移り住む心づもりを、皮肉とユーモアを交えて描く。 「ニートフェルローレン」幼い頃から暮らした土地への〈失われない〉愛と惜別の思いが滲むと同時に、解放後の南アフリカが経済的には理想と異なる方向へ進んでいくことへの失意が、喪失感とともに語られる。 「彼とその従者」かつてはイギリスの植民地だった土地で生まれ、英語を第一言語として育ち、英語で作品を書くクッツェーが、ロビンソン・クルーソーの物語と自身の体験を寓意に織りこんだノーベル文学賞受賞記念講演。二〇〇三年十二月、ストックホルムでクッツェーはこの講演を行ない、聴衆を大いなる疑問符のなかへ置き去りにした。その全文を、日本の読者に初めて紹介する。
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トリエステの坂道/須賀敦子
¥1,100
『トリエステの坂道』 著者:須賀敦子 出版社:白水社 判型:新書 版元からの紹介: 多くの文学者の記憶を秘めた町、トリエステ。この地への旅立ちにはじまるエッセイは、著者の亡夫をはじめとする、なつかしき人々との思い出を綴った、ある家族の肖像となっている。 【本文より】 俺の一生はいったいなんだったのだろう。淋しいルイージ氏は歩きながら考える。…空地を通りぬけ、製菓工場のすこし先の大通りまで足をのばせば、市電の停留所のまえにいつも行く飲み屋がある。まずは安い《赤》を一杯。塩づけのカタクチイワシを一匹とれば、それを肴に、夜の時間はゆっくり流れるはずだ。
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塩一トンの読書/須賀敦子
¥1,320
『塩一トンの読書』 著者:須賀敦子 出版社:河出書房新社 判型:四六版 ページ数:176ページ 版元からの紹介: 「一トンの塩をともに舐めたかのように」、須賀にとってかけがえのない友人となった書物たち。そしてインスピレーションを与えつづけた作家たち。極上のエッセイ33篇。
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めぐる、20号【特集】日々の買い物
¥800
『めぐる、20号【特集】日々の買い物』 めぐる、は徳島の雑誌です。 実際に手に取って物を選ぶ「買い物」。 買い物をのぞくと、その人の暮らしや生き方があらわれているようです。 今号では、さまざまな徳島の生活者、または職業人の買い物や買い出しをとりあげています。 登場するのは、将来は料理人になりたい中学生、イスラム圏からやってきた外国人、家計簿を付けて家計をやりくりする女性、ボタンをポイントにアクセサリーを手がける作家、など。 買い物から見えてくる、日常の小さな楽しみごとをお届けします。
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Amphigorey: Fifteen Books / Edward Gorey(エドワード・ゴーリー)
¥3,800
『Amphigorey: Fifteen Books』(洋書) 著者:Edward Gorey (エドワード・ゴーリー) ペーパーバック エドワード・ゴーリーの15のお話が原語(英語)にて収録されている、ボリューム満点の一冊です。 特徴的なペンとインクで描かれるクロスハッチングのイラストももりだくさんです。 収録されている15の物語: "The Unstrung Harp"(弦のないハープ またはイアプラス氏小説を書く。) "The Listing Attic" "The Doubtful Guest"(うろんな客) "The Object Lesson" "The Bug Book"(むしの本) "The Fatal Lozenge" "The Hapless Child"(不幸な子供) "The Curious Sofa" "The Willowdale Handcar" "The Gashlycrumb Tinies"(ギャシュリークラムのちびっ子たち) "The Insect God"(蟲の神) "The West Wing"(ウエスト・ウイング) "The Wuggly Ump" "The Sinking Spell" "The Remembered Visit"(思い出した訪問)