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  • ATHE MAGAZINE 3号 BLESS AND CURRY

    ¥1,760

    『ATHE MAGAZINE 3号 BLESS AND CURRY』 ソフトカバー 160ぺージ A5 判変形(114×207mm) 日本語 / 英語 版元からの紹介: ビール 2 杯分のアテになる Little Magazine『ATHÉ(アテ)』シリーズ。3 号目となる BLESS AND CURRY は「スリランカで一番うまいのはカレーちゃうねん。お葬式のごはん」。 有名スリランカ料理店の人から聞いたこの言葉は本当なのか。真実を確かめに行ったルポ ルタージュ。お葬式を探し回るなかで見つけたスリランカ家庭の味わい。そして紆余曲折 を経てたどり着いた真実とは。ソフトカバー。表紙フルカラー、中面モノクロ。現地で撮 影した 242 点の写真を掲載し臨場感を刷り込ませたビジュアル展開&バイリンガル仕様。 〇以下、プロローグより。 「スリランカで一番うまいのはカレーちゃうねん。お葬式のごはん」 ラッキーガーデンの池原賢美さんは言った。奈良と大阪を隔てる生駒山。その中腹にある ラッキーガーデンは 4 名のスリランカ人シェフを擁す、本場さながらのレストラン。日本 のスリランカ料理店として初めてミシュランに掲載されるほど、カレーや副菜を全部ごち ゃ混ぜにして食べるライス&カリーは果てしなくうまい。だからこそ、池原さんの言葉に 戸惑った。「お葬式って関係ない人も行けるんですか?」。冷静を装って聞き返すと、「お 葬式を見つけたら勝手に入っていくねん。勝手に手合わすねん。そしたら向こうは料理を 振る舞うことによって功徳になるからごはんをよそってくれる。そのメシがうまいの。た いしたもんは使ってないで。近所のおばあちゃんが集まって作る、炊き込みごはん。鶏肉 も入ってない。薄揚げと大根とニンジンくらいしか入ってないけど、もうどんだけうまい か」 それから1年後。 池原さんの言葉が忘れられず、スリランカに飛んだ。 葬式メシを食べるために。

  • 急に具合が悪くなる/宮野真生子・磯野真穂

    ¥1,760

    著者:宮野真生子・磯野真穂 出版社:晶文社 判型:四六判並製/256ページ 版元からの紹介: もし明日、急に重い病気になったら―― 見えない未来に立ち向かうすべての人に。 哲学者と人類学者の間で交わされる「病」をめぐる言葉の全力投球。 共に人生の軌跡を刻んで生きることへの覚悟とは。 信頼と約束とそして勇気の物語。 もし、あなたが重病に罹り、残り僅かの命言われたら、どのように死と向き合い、人生を歩みますか? もし、あなたが死に向き合う人と出会ったら、あなたはその人と何を語り、どんな関係を築きますか? がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が、死と生、別れと出会い、そして出会いを新たな始まりに変えることを巡り、20年の学問キャリアと互いの人生を賭けて交わした20通の往復書簡。 目次: 1便:急に具合が悪くなる 2便:何がいまを照らすのか 3便:四連敗と代替療法 4便:周造さん 5便:不運と妖術 6便:転換とか、飛躍とか 7便:「お大事に」が使えない 8便:エースの仕事 9便:世界を抜けてラインを描け! 10便:ほんとうに、急に具合が悪くなる 著者プロフィール: ◇宮野真生子(みやの・まきこ) 福岡大学人文学部准教授。2000年、京都大学文学部文学科卒業。2007年、京都大学大学院文学研究科博士課程(後期)単位取得満期退学。博士(人間科学)。専門は日本哲学史。著書に『なぜ、私たちは恋をして生きるのか――「出会い」と「恋愛」の近代日本精神史』(ナカニシヤ出版)、『出逢いのあわい――九鬼周造における存在論理学と邂逅の倫理』(堀之内出版)、藤田尚志との共編著に『愛・性・家族の哲学』(全3巻、ナカニシヤ出版)などがある。 ◇磯野真穂(いその・まほ) 国際医療福祉大学大学院准教授。1999年、早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業。オレゴン州立大学応用人類学研究科修士課程修了後、2010年、早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は文化人類学、医療人類学。 著書に『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』(春秋社)、『医療者が語る答えなき世界――いのちの守り人の人類学』(ちくま新書)、『ダイエット幻想――やせること、愛されること』(ちくまプリマ―新書)などがある。

  • 世界は一冊の本 definitive edition/長田弘

    ¥880

    著者:長田弘 カバー画:田中紗樹「存在の合図」 カバーデザイン:鈴木成一デザイン室+宮本亜由美 出版社:ちくま文庫/筑摩書房 判型:文庫判/144ページ 版元からの紹介: 詩人・長田弘がのこした祈りと鎮魂の傑作詩集。 「人生という本を、人は胸に抱いている。」――没後10年。詩人・長田弘がのこした祈りと鎮魂の傑作詩集、待望の文庫化。解説 岡崎武志 本を読もう。もっともっと本を読もう。世界という名の一冊の本を。「書かれた文字だけが本ではない。日の光り、星の瞬き、鳥の声、川の音だって、本なのだ」本を読みながら、私たちはあまりに多くの人と、言葉と、景色と出会い、別れていく。友の魂へ、母の魂へ、あるいは遠く離れた異国の魂へ。詩人がのこした祈りのための、そして人生を読み解くための傑作詩集。 解説 岡崎武志 目次: 誰でもない人 人生の短さとゆたかさ 立ちどまる ことば ファーブルさん なあ、そうだろう 友人の死 役者の死 青函連絡船 詩人の死 無名の死 父の死 母を見送る 黙せるもののための 十二人のスペイン人 嘘でしょう、イソップさん 五右衛門 世界は一冊の本 おぼえがき 解説 岡崎武志

  • 【サイン本】詩歌文集 欅になれる気がしている/うっかり

    ¥1,760

    著者:うっかり 栞文:西崎憲 装画・挿画:片桐水面 出版社:百匹ブックス 判型:新書判・並製/242ページ 版元からの紹介: 徳島在住の俳人・うっかりの俳句、散文、短歌、詩を集成した初作品集。 永き日や僕は地球で死ぬだろう 打水をやめてくださるまた歩く 徳島在住、俳人でありながら小説「湿り」で阿波しらさぎ文学賞徳島新聞賞を受賞するなど、幅広いジャンルの文芸で活躍する うっかり。生活に立脚しながら、どこかポッカリと宙に浮いたような作風が大きな魅力です。初作品集である本書は、俳句310句あまりのほか、散文、短歌、詩を収録した全集的な内容となっています。 [収録作品] 俳句  312句 エッセイ「なにか三十七歳」 小説「湿り」(第五回阿波しらさぎ文学賞徳島新聞賞受賞作) 小説「人魚、歩く」 短歌連作「蜂蜜」 詩 7篇 著者プロフィール: うっかり 1982年徳島県小松島市生まれ。徳島市在住。2015年夏至より句作開始。第2回全国俳誌協会新人賞準賞。第10回、13回、14回北斗賞佳作。第1回ブンゲイファイトクラブ本選出場。第17回とくしま文学賞俳句部門優秀賞。第五回阿波しらさぎ文学賞徳島新聞賞。第21回とくしま文学賞現代詩部門最優秀賞。ひまわり会員。奎同人。俳人協会会員。現代俳句協会会員。徳島文学協会会員。七曜短歌会同人。すだち句会代表。一枚の本店主。2020年、原英より改名。

  • 【サイン本】おかわりは急に嫌 私と『富士日記』/古賀及子

    ¥1,870

    著者:古賀及子 出版社:素粒社 判型:B6変形判・並製/240ページ 版元からの紹介: いま大注目のエッセイストによる『富士日記』への道案内。 戦後日記文学の白眉とされる武田百合子『富士日記』のきらめく一節をあじわいながら、そこから枝分かれするように生まれてくる著者自身の日記的時間をつづる。 武田百合子生誕100年、日記エッセイの書き手による『富士日記』再読エッセイ。 * * *  ルーティーンのなかには細かく細かく、たくさんのいつもの行動がある。繰り返しのことだと、好きだとか苦手だとか、だんだん感じにくくなっていく。「しゃがんで動物に御飯をやる」ことに、ここ、と矢印をつけて好きと言えるのは稀有だと思う。  それくらい、日常というのは人に構ってくれないものだ。(本文より) 目次: はじめに おかわりは急に嫌 なま身の善意 どちらも食べたいんですが 昭和がめちゃくちゃ 誰かの家はあいまい 桃のおばさん 食い逃げを見る おもしろいほど喜ばれない 車のなかで食べなさい 普通のところだ 人が死んだのか トンネルを走るお風呂 まずいたべもの 「わざわざ」以前の瓶ビール 重いふかしパン いかにもマニュアルのなさそうな コンビーフは今もある 蜂に印をつけられるか 食べ物に追われたい 情緒よりパワーのおみやげ 同居の人が不在であること 家具こそ雑に買う 自分ちじゃない家に帰って浴衣で寝る またたく間に食べる 生きたり死んだりする鳥 これくらい本気で『水戸黄門』が観たい 声に出してさびしい ふたりとひとりの奔放と気まま 運動の生息 映画は大胆に観る シャトルバスのヒッチハイク 三つずつ二膳の餅 涙が出て、それから笑う 反転を感慨するためだけの訪問 本当に現実とごっちゃになるときの夢の形 宿題をやらない人たち 誰もいない家 尻とへそ たくあんを食べたあとに飲む水は甘いか 正式な自分のごはん、非正式なごはん 下着かもしれない危機 男がいて嬉しい 新しくてわからない世の中 するときが好きだ 食べ物の不安 きっともっとゆっくり死んだだろう 遠くのあなたの装いを あとがき 著者プロフィール: 古賀 及子 (コガ チカコ) エッセイスト。1979年東京都生まれ。著書に『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』『おくれ毛で風を切れ』(ともに素粒社)、『気づいたこと、気づかないままのこと』(シカク出版)、『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)など。

  • タングステンおじさん 化学と過ごした私の少年時代/オリヴァー・サックス

    ¥1,364

    著者:オリヴァー・サックス 訳者:斉藤隆央 出版社:ハヤカワ文庫NF/早川書房 判型:文庫判/480ページ 版元からの紹介: 〔化学と過ごした私の少年時代〕のちの脳神経科医、サックス先生は年少時、化学に夢中だった。物質の化学的な振舞いの面白さを説き語ってやまないおじ、「タングステンおじさん」がいたから……科学への憧れを育んだ楽園の日々を綴りながら、化学史を一風変わった切り口から紹介ずる自伝的エッセイ、待望の文庫化。

  • ローカルプレイヤーの教室 地域の中であなたの「したい」を「できる」に変える/森川公介

    ¥1,650

    著者:森川公介 発行:小鳥編集室 判型:四六判・並製/212ページ 版元からの紹介: あやせのえんがわの対面講座「ローカルプレイヤーの教室」が本になりました! 地域の小さな起業や複業、地域活動をはじめたいあなたへ 「あなたの答えはあなたの中にある」 ・地域でちいさく起業したい、複業やなりわい作りをしたい ・住んでいる街にかかわりたい…でもはじめの一歩がわからない ・地域活動をはじめてみたけど、なんだかうまくいかない 地域とのかかわりを模索するあなたに贈る、実践型プログラム「ローカルプレイヤーの教室」。さまざまな視点や問いをもとに、ローカルプレイヤーのはじめの一歩から愛されるプレイヤーになるまでのノウハウをまとめた一冊。 ■こんな方におすすめ! ・地域で起業、複業をしたい ・地域活動を始めてみたい ・好きなことで何か活動をしてみたい ・地域活動を始めてみたが、なかなか上手くいかない という皆さんを応援するためにこの本は存在しています。 はじめの一歩や新たな視点づくりから、愛されるローカルプレイヤーになるまでをお話ししていきます。 推薦:今村ひろゆき(まちづくり会社ドラマチック代表) ――私もローカルプレイヤーの楽しさにとりつかれたひとり この本は、あすの暮らしが楽しみになる、まちで活動をはじめるための(とびっきりの)入門書だ。 自分が住む、働く、関わるまちで、何か活動をはじめたい、あるいは自分の眠れる力を発揮したい人に、大いにヒントになるに違いない。 そして、読後の皆さんがローカルプレイヤーとして一歩を踏み出せば、ローカルでの関わりを通じ日々に幸せを感じられる「いとおしい暮らし」があることを、筆者の森川さんが気づかせてくれる。 この本がとてもユニークなのは、「ローカル」というフィールドを選んだ人向けのノウハウや魅力が書かれていることだ。 「いとおしい暮らし」の体験談や、ローカルの多様な人との関わりでの立ち振る舞い方法が書かれた第4章「コミュニティリテラシーを考えよう」は、他の起業や複業にまつわる本では決して見ることの出来ない、自らもローカルプレイヤーであり、ローカルプレイヤーの教室を主宰する森川さんのオリジナリティなので、ぜひ注目してほしい。 さて、多くのページで触れられているのは、まだ具体的な活動が見つかっていない人たちへのアドバイスだ。しかも、読者へのヒントとなる問いかけがワーク形式で多々記載されているので、まるで森川さんの講座を受講しているかのように、読み進めていける。 アドバイスやワークで展開されるのは例えば、 ・過去を振り返ることから見える自分の特性の分析ややりたいことの発見 ・自分のやりたいことを活動や事業・イベントへブラッシュアップするためのヒント ・自分だけでなく、相手の視点を持ち、もう一歩やりたいことを魅力的にするためのアドバイス ・やりたい活動や事業を実際に活動にうつすための計画のつくり方 などだ。 森川さんのケアマネジャー経験や、元々の人柄もあり、どの内容も読者に寄り添い、やる気を鼓舞するような、やさしい語り口が印象的だし、ローカルプレイヤー先輩4名の実践インタビューが各章末に差し込まれ、先輩たちの事業や想い、経験を知ることができるヒント集のようで、読者の皆さんはきっと前向きに読み、ご自身のやりたいことを深めていけると思う。 思い返してみると、まちづくり会社ドラマチックとして事業を展開し13年経過したが、私の最初の一歩も、自分のやりたいことがわからないけれど、何かをやりたい自分を見つめ、「問う→向き合う→気づく→行動する」ことだった。 次第に、ローカルプレイヤーや企業、行政、さまざまな人と出会ううちに、地場産業やまち工場を知り、知り合いになった職人さんの靴を買ったり、よく通う飲食店の店主と親しくなったり、ローカルの方々と一緒にイベントや法人を立ち上げたりもしてきた。 そのような新たな出会い、初めて見る景色、つくった人を思い浮かべながら使える道具や食事、さまざまな人とハイタッチできた共同体験が楽しくて、13年間続けられたし、この後も自身のローカルプレイヤーライフが続けられることを願っている。 森川さん同様、私もローカルプレイヤーの楽しさにとりつかれたひとりと言って良いと思う。 最後に、この本は「自分」と「ローカル」との「新たな出会いの視点=出会い直し」を提案してくれている本だと思う。読者の皆さんには「自分」と「ローカル」の光を見つけ、それぞれの「いとおしい暮らし」を楽しんでほしい。 ようこそ、ローカルプレイヤーの世界へ! 2024年6月 まちづくり会社ドラマチック 代表 今村ひろゆき 著者プロフィール: 森川公介 (もりかわ・こうすけ) 合同会社えんがわ代表。ローカルプレイヤーの教室主催。元ケアマネジャー。 1982年6月生まれ。生まれも育ちも東京都足立区。 2006年より介護職に就き、グループホームの管理者やケアマネジャー事務所の管理者を経験。介護関係のイベントや勉強会の運営、地域のお祭りなどのお手伝いを通じて地域活動を学ぶ。 2021年4月、東京都足立区綾瀬にて合同会社えんがわを設立。ケアマネ事務所「あやせのえんがわ」を、コミュニティスペースを兼ねて運営。 2023年3月、社会保障制度にとらわれない地域貢献を目指し、ケアマネ業を休止。地域活動を始める人々のための「ローカルプレイヤーの教室」を開講。 2024年現在、地域活動の講師や住民会議のファシリテーター、地域イベント運営やコーディネート、NPO団体の運営等で地域活動を実践している。 https://engawa-ayase.com/

  • フーコーの風向き 近代国家の系譜学/重田園江

    ¥3,520

    著者:重田園江 出版社:青土社 判型:四六判/416ページ 版元からの紹介: 現代思想の風向計。 生命、健康、安全などを理由として立ち現れ、その相貌を自在に変えてきた近代国家。人びとの生や死に巧みに介入し、私たちの思考を知らぬ間に取り囲む権力の所作を、フーコーはいかに描き出したのか。知と権力、認識と実践、法と規律、リスク、戦争の政治言説、統治性、新自由主義。主要な諸概念を手がかりに、歴史や論理に深く分け入り、時代の逆風に立ち向かった思想家の軌跡を追う。 目次: 序章 風向きを読む I 権力分析の方法 第1章 ミシェル・フーコーにおける知と権力 はじめに 1 社会学とフーコー 2 フーコーと「知識社会学」 3 「知」から権力へ おわりに コラム1 認識と実践 第2章 「生のポリティクス」の新しい権利 はじめに 1 生政治――対象として「人口」 2 正常な社会と正常な個人 3 権力の法モデル批判 4 ノルムとしての法 5 生-権力の時代における死の問題 6 正常/異常の区別と自己決定 おわりに コラム2 生権力 第3章 近代権力の複層性 ミシェル・フーコー『監獄の誕生』の歴史像 はじめに 1 身体刑から刑罰改革へ――法の再調整 2 規律権力――新たな秩序問題への応答 3 法的権力と規律権力――近代権力の複層性 コラム3 ベンサム問題 第4章 一九世紀の社会統制における「社会防衛」と「リスク」 はじめに 1 「殺人偏狭」 2 「変質」「社会防衛」「リスク」 3 統計学的秩序 おわりに コラム4 福祉国家の危機 II 近代国家の系譜学 第5章 戦争としての政治 一九七六年講義 はじめに 1 「恐怖する人」の法言説 2 「戦う人」の歴史言説 3 「交換する人」の経済言説 4 商業、文明と政治 5 情念を飼いならす コラム5 徳vs欲望 第6章 戦争・法・社会構造 古来の国制と『フランコガリア』をめぐって はじめに 1 政治思想史の流行と七六年講義 2 古来の国制の「フランス的」序曲 3 コモンローと議会 4 封建制と庶民院 5 オトマンのフランス史 6 法の正統性から種族の戦争へ 7 ガリア、ローマ、フランク 8 ポーコックの歴史とフーコーの歴史 コラム6 政治思想史とフーコー 第7章 ミシェル・フーコーの統治性研究 はじめに 1 統治性研究の前史――『監獄の誕生』から『知への意志』へ 2 統治性研究の概要 3 国家理性とポリス 4 自由主義 5 法-規律-統治――近代権力の多層性 おわりに コラム7 フーコ講義の資料 第8章 戦争から統治へ コレージュ・ド・フランス講義 はじめに 1 七六年講義――講義プランの推測 2 誰のための権力分析か 3 諸人種の戦争と闘争 4 戦争の言説からの離脱 5 生権力と自由主義の統治 6 自由主義における個と全体 7 自由主義が不問に付すもの コラム8 七〇年代後半のフーコー III 新自由主義の統治性 第9章 自由主義の統治能力 ミシェル・フーコーのオルド自由主義論 はじめに 1 統治性研究におけるオルド自由主義の位置づけ 2 統治性研究の視角――政治学批判 3 オルド自由主義概観 4 オルド派のラディカルさ――経済による国家の基礎づけ 5 計画化の時代 6 独占と大衆化 7 オルド派の経済政策 8 オルド派の社会政策 9 オルド派の法治国家論 10 オルド自由主義における政治 おわりに 第10章 「その後」のネオリベラリズム はじめに 1 オルド自由主義と戦中戦後の連続説 2 民主主義の統治能力 3 アメリカ新自由主義 4 フーコー以降の新自由主義論 おわりに コラム9 新自由主義とフーコー あとがき 註 参考文献 初出一覧 著者プロフィール: 重田園江(おもだ・そのえ) 1968年兵庫県西宮市生まれ。早稲田大学政治経済学部、日本開発銀行を経て、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、明治大学政治経済学部教授。専門は、現代思想・政治思想史。著書に、『フーコーの穴――統計学と統治の現在』(木鐸社)、『ミシェル・フーコー――近代を裏から読む』『社会契約論――ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズ』(ちくま新書)、『連帯の哲学――フランス社会連帯主義』『統治の抗争史――フーコー講義1978-79』(勁草書房)、『隔たりと政治――統治と連帯の思想』(青土社)、訳書にイアン・ハッキング『偶然を飼いならす――統計学と第二次科学革命』(共訳、木鐸社)など。

  • 航海記/赤井都

    ¥2,420

    著者:赤井都 訳者:スワスティカ・ハルシュ・ジャジュ 出版社:山小屋ブックス 判型:B6変形判/ 80ページ 版元からの紹介: 先へ先へ、   漕いでいけばいいのです── どこかの海で、ひとりの人が書き残した、ある航海の記録。 豆本作家・赤井都が紡いだ、短くも鮮烈な物語。 2016年に限定30部で制作された豆本が、ついに単行本として生まれ変わります。 主人公である「私」は、どこかの海でひとり舟を漕いでいます。 あるとき、同じように舟を漕ぐ誰かの気配を感じ、 「おおい」「おおい」と呼びかけ合いながら、しばらく並走して同じ時を過ごします。 しかしやがて、また「私」はひとりに戻る── それでも漕ぎ続ける、小さな舟の航海の物語です。 人生における出会いと別れ、哀しみと希望。 それらを鮮やかに描きながら、この物語は、 「私」として生きる自由や孤独、そして限りある命を、ありのままに祝福します。 海の色のように、読むたびに景色を変える── 果てない魅力を湛えた、静かで深い一冊です。 本書は、日本語と英語の日英併記。 表紙からは日本語、裏表紙からは英語で読み進められる構成になっています。

  • 世界を、こんなふうに見てごらん/日髙敏隆

    ¥605

    著者:日髙敏隆 出版社:集英社文庫/集英社 判型:文庫判/208ページ 版元からの紹介: 日高先生の人間、どうぶつ、いきものがたり 動物行動学者が、生きものと自然のユニークで新鮮な見方を、子どもでもわかる言葉でシンプルに伝える。21世紀に生きるすべての人々に贈る、やさしい自然の魅力発見の書。(解説/篠田節子)

  • 僕のなかの壊れていない部分/白石一文

    ¥924

    著者:白石一文 出版社:文春文庫/文藝春秋 判型:文庫判/365ページ 版元からの紹介: 三人の女性と関係を持つ「僕」の絶望――名著再刊! 美しい恋人・枝里子をサプライズで京都に誘った。それは、昔の男が住む京都で枝里子の反応を見ようという悪意だった――。 東大卒出版社勤務、驚異的な記憶力を持つ「僕」は、同時に3人の女性と関係を持ちながら、誰とも深いつながりを結ぼうとしない。その「理屈っぽく嫌味な」言動の奥にあるのは、絶望なのか渇望なのか。彼の特異な過去を知った枝里子は。 「自分の人生にとって本質的なことからは決して逃れられない」 切実な言葉たちが読む者の胸を貫いてロングセラーとなった傑作が 文春文庫で登場。(解説・窪美澄)

  • 命の部首/久永草太

    ¥2,420

    SOLD OUT

    著者:久永草太 出版社:本阿弥書店 版元からの紹介: 第34回歌壇賞受賞作家の第1歌集。跋・伊藤一彦。栞・吉川宏志、石井大成、俵 万智。 ◎第69回現代歌人協会賞受賞 ◎第31回日本歌人クラブ新人賞受賞

  • ことぱの観察/向坂くじら

    ¥1,980

    著者:向坂くじら 出版社:NHK出版 判型:四六判/272ページ 版元からの紹介: 文芸の世界で最も注目を集める作家が挑んだ、言葉の定義をめぐるエッセイ集。 「好きになる」「さびしさ」「つきあう」――。日常で何気なく使っている言葉で私たちは、他人と「本当に」分かり合えているのだろうか。一つ一つの言葉が持つあいまいさや脆さを鋭く見抜き、記憶や経験、痛みや喜びの「手ざわり」からその意味を結び直す。他人や、自分自身や、そのあいだにある関係を観察した日々の、試行錯誤の記録。 ある言葉があって、同じ言葉を使う他人がいる。しかし、お互いにほかの文脈を持っていて、ほかの意味を考えている。だから会話が食いちがい、ときに関係がうまくいかなくなるのだ。定義をしながら、そしてその不完全さを思いながら、いつも感じてきたことがある。言葉がわたしの中である意味をむすぶとき、そこにはわたしの記憶や、経験や、痛みや喜びの手ざわりが、どうしようもなくまとわりつく。そしてきっと、他人の使う言葉には、彼らの記憶や、経験や、手ざわりが、同じようにまとわりついている。(「観察」より) 目次: まえがき 1.「友だち」「遊びと定義」「敬意とあなどり」「やさしさ」「確認」「忘れる」「くさみ」 2.「好きになる」「恋」「ときめき」「性欲」「つきあう」「愛する」 3.あなた「友だち2」「めまいと怒り」「さびしさ」「寝る」「飲むとわかる」「乗る」「観察」 著者情報: 向坂 くじら 詩人。1994年、愛知県名古屋市生まれ。2016年、Gtクマガイユウヤとのポエトリーリーディング×エレキギターユニツト「Anti-Trench」を結成、ライブを中心に活動をおこなう。 主な著書に詩集『とても小さな理解のための』、エッセイ『夫婦間における愛の適温』『犬ではないと言われた犬』(百万年書房)など。2024年、初小説『いなくなくならなくならないで』が第171回芥川龍之介賞候補となる。執筆活動に加え、小学生から高校生までを対象とした私塾「国語教室ことぱ舎」の運営をおこなう。

  • なるほどデザイン 目で見て楽しむデザインの本。/筒井美希

    ¥2,200

    著者:筒井美希 出版社:エムディエヌコーポレーション 判型:A5判/272ページ 版元からの紹介: 「デザイン=楽しい」を実感できる新しいデザイン書籍。デザインする上で必要な基礎、概念、ルール、プロセスを別のものに例えて見方を変えてみたり、図解やイラスト、写真などの豊富なビジュアルで解説しています。現場で活躍しているデザイナーがわかりやすく教えてくれる「なるほど!」と思える内容が盛りだくさんです! Chapter 1 デザインに「正解」はない ーー編集とデザイン Chapter 2 デザイナーの7つ道具ーーデザインに必要な基礎知識をいろいろなものに例えて見てみよう Chapter 3 デザインの素ーー文字と組、言葉と文章、色、写真、グラフなどについて 身近にあるわかりやすいものに例えたり図解、イラストにしたり、置き換えて見方を変えたり・・・「どうすればよくなるか」を豊富なビジュアルとともにわかりやすく紐解いた、楽しみながらデザインのあれこれがわかる本です。

  • 計画と無計画のあいだ 「自由が丘のほがらかな出版社」の話/三島邦弘

    ¥814

    SOLD OUT

    著者:三島邦弘 出版社:河出文庫/河出書房新社 判型:文庫/288ページ 版元からの紹介: 一冊入魂、原点回帰の出版社として各界から熱い注目を集めるミシマ社。たった一人の起業から五年目の「発見」までをつづった愉快・痛快・爽快エッセイ。各界から絶賛を浴びた名著に「番外編」書き下ろし。

  • 裏庭のまぼろし 家族と戦争をめぐる旅/石井美保

    ¥1,980

    著者:石井美保 絵:イシイ アツコ 出版社:亜紀書房 判型:四六判/並製/260ページ 版元からの紹介: 【推薦】武田砂鉄さん(ライター)  歴史は常に今を問いかけてくる。  聞かれるのを待っている声は、  誰のもとにも在るのかもしれない。 戦地から届いた当時の手紙は、想像もつかなかった戦時中の暮らしを生き生きといまに甦らせた。 家業を「不急不要」とされ、祖父は軍事研究の道へ。 大叔父は若き陸軍将校としてアジア各地を転戦し、沖縄へ──。 人類学者が、自身の家族史をひもときながら、その足跡を訪ねて紡ぐ、等身大の〈昭和と戦争〉。 目次: 01 裏山のほとりで 02 蔵の中 03 科学と動員 04 水底の魚 05 縁側の椿 06 絹糸のひかり 07 オルガンの歌 08 埠頭にて 09 遠い島影 10 月と海鳴り 11 物語の外で Ⅰ 12 物語の外で Ⅱ 13 竹林と夕星 14 雲の行方 あとがき 著者紹介: 石井 美保(いしい・みほ) 文化人類学者。これまでタンザニア、ガーナ、インドで精霊祭祀や環境運動についての調査を行ってきた。2020年の夏、アジア・太平洋戦争で戦死した大叔父の遺した手紙を手にしたことから、戦争と家族史について調べ始める。主な著書に『環世界の人類学』(京都大学学術出版会)、『めぐりながれるものの人類学』、『たまふりの人類学』(ともに青土社)、『遠い声をさがして』(岩波書店)などがある。現在、京都大学人文科学研究所教授。このエッセイの挿画を描いている銅版画家のイシイアツコとは実の姉妹。 石井美保研究室:https://www.mihoishiianthropology.com/ イシイ アツコ 銅版画家。フランス・ヴァンセンヌ市在住。1995年に渡仏、銅版画を始める。以降モントルイユ市、パリ20区、ヴァンセンヌ市などで銅版画制作を行う。1996年より、フランス、日本、メキシコ、香港、スウェーデン、ベルギー、アメリカなどでグループ展、1999年より、フランス、日本、ドイツ、オランダ、ベルギー、ニューカレドニア、台湾などで個展を開催する。フランス女性誌「BIBA」のイラストレーション、j'ai lu出版、l’ecole de loisir出版の文庫本カバー、ブランドisabel marantのTシャツイメージ、百貨店bon marche のグッズなど、コラボレーションも多数。

  • エロティシズム/ジョルジュ・バタイユ

    ¥1,760

    著者:ジョルジュ・バタイユ 訳者:酒井健 出版社:ちくま学芸文庫/筑摩書房 判型:文庫判/496ページ 版元からの紹介: 人間存在の根源的な謎を、鋭角で明晰な論理で解き明かす、バタイユ思想の核心。禁忌とは、侵犯とは何か? 待望久しかった新訳決定版。 労働の発生と組織化、欲望の無制限な発露に対する禁止の体系の成立、そして死をめぐる禁忌…。エロティシズムの衝動は、それらを侵犯して、至高の生へ行き着く。人間が自己の存続を欲している限り、禁止はなくならない。しかしまた人間は、生命の過剰を抑え難く内に抱えてもいる。禁止と侵犯の終りなき相克にバタイユは人間の本質を見ていった。内的体験と普遍経済論の長い思考の渦から生まれ、1957年に刊行された本書によって、エロティシズムは最初にして決定的な光を当てられる。 目次: 第1部 禁止と侵犯(内的体験におけるエロティシズム 死に関係した禁止 生殖に関係した禁止 生殖と死の類縁性 侵犯 ほか) 第2部 エロティシズムに関する諸論文(キンゼイ報告、悪党と労働 サドの至高者 サドと正常な人間 近親婚の謎 神秘主義と肉欲 ほか 著者プロフィール: ジョルジュ・バタイユ( ばたいゆ,じょるじゅ ) 1897-1962年。フランスの思想家。大戦前から戦後にかけて、文学・思想・芸術・宗教学・政治等広範な領域で批評活動を行い、現代に至るまで大きな影響を与えつづけている。思想書:『エロティシズム』『無神学大全』『至高性』他。小説:『青空』『眼球譚』『マダム・エドワルダ』他。 訳者プロフィール: 酒井健( さかい・たけし ) 一九五四年、東京生まれ。一九七八年東京大学仏文科卒、同大学大学院進学。パリ大学でバタイユ論により博士号取得。現在、法政大学文学部教授。専門は、フランス現代思想、西欧文化史。著書に『バタイユ入門』(ちくま新書)、『ゴシックとは何か』(ちくま学芸文庫、サントリー学芸賞)、『バタイユ──聖性の探究者』(人文書院)、『絵画と現代思想』(新書館)、『シュルレアリスム──終わりなき革命』(中公新書)、訳書にバタイユ『エロティシズム』『ランスの大聖堂』『純然たる幸福』『ニーチェ覚書』(以上、ちくま学芸文庫)、『ニーチェについて』(現代思潮社)がある。

  • 社会契約論 ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズ/重田園江

    ¥1,056

    著者:重田園江 出版社:筑摩書房/ちくま新書 判型:新書判/304ページ 版元からの紹介: はじまりの政治思想講義! この社会の起源には何があったのか。ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズの議論を精密かつ大胆に読みなおし、近代の中心的思想を今に蘇らせる清冽な入門書! 私たちが暮らすこの社会は、そもそもどんなふうに生まれたのか。社会の形成・維持に不可欠なルールが、現にこうして守られているのはなぜか。政治秩序の正しさは、誰がどう判断すべきなのか。社会契約論とは、そんな素朴な問いを根源まで掘り下げて考える試みである。本書では、ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズの議論を精密かつ大胆に読み解きながら、この近代の中心的思想に新たな息吹をふき込む。今までにない視点から世界の成り立ちが一望できる、清冽な政治思想入門! 目次: 第1章 ホッブズ(世界の運動論的把握とは 政治社会の再構成とホッブズ問題 約束の力) 第2章 ヒューム(秩序の起源はどこにあるのか コンヴェンションとホッブズ問題 政治社会と文明社会) 第3章 ルソー(ルソーの時代診断―「政治経済論」 ルソーの歴史観―『人間不平等起源論』 契約はどんなものか―『社会契約論』 一般性と特殊性―一般意志について) 第4章 ロールズ(ロールズのヒューム批判 正義の二原理 ルソーとロールズにおける一般性の次元) 著者プロフィール: 重田園江(おもだ・そのえ) 1968年兵庫県西宮市生まれ。早稲田大学政治経済学部、日本開発銀行を経て、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、明治大学政治経済学部教授。専門は、現代思想・政治思想史。フーコーの思想を、とりわけ「権力」や「統治」といった主題を中心に研究する。また、社会科学・人間科学への統計の応用史を掘り下げ、さらには「連帯」と「正義」をめぐる哲学的探究をつづける。著書に『ミシェル・フーコー──近代を裏から読む』(ちくま新書)、『連帯の哲学Ⅰ──フランス社会連帯主義』(勁草書房、第28回渋沢・クローデル賞)、『フーコーの穴──統計学と統治の現在』(木鐸社)などがある。

  • 生きることとしてのダイアローグ バフチン対話思想のエッセンス/桑野 隆

    ¥1,980

    著者:桑野 隆 出版社:岩波書店 判型:B6・並製/184ページ 版元からの紹介: 教育や精神医療の現場で近年注目される、バフチンの〈対話〉思想をわかりやすく解説。 二〇世紀ロシアの思想家ミハイル・バフチンによる〈対話〉の思想が、近年、教育や精神医療の現場で注目されている。単なる話し合いではない、人を決めつけない、つねに未完成の関係性にひらかれた対話とは何か。「複数の対等な意識」「心に染み入る言葉」など、バフチン自身のテクストを紹介しながら、ポイントをわかりやすく解説する。 目次: はじめに Ⅰ 対話的人間  1 「わたしはひとりで生きている」という幻想  2 ひとは永遠に未完であり、決定づけられない  3 ポリフォニー――自立した人格どうしの対等な対話  4 気をゆるめることなくむすびつきながらも、距離を保つ  5 応答がないことほど、おそろしいことはない Ⅱ 内なる対話  6 モノローグが対話的なこともある  7 意識は対話の過程で生まれる  8 真理も対話のなかから生まれる  9 他者がいて、わたしがいる  10 相互が変化し豊饒化する闘争 Ⅲ 相互作用のなかのことば  11 言外の意味  12 言語のなかでは、さまざまなことばが対話をしている 補 沈黙 おわりに 注 主要文献 著者略歴: 桑野 隆(くわの・たかし) 1947年生まれ。東京外国語大学大学院(スラヴ系言語)修了。元早稲田大学教授。専攻はロシア文化・思想。主な著書に、『民衆文化の記号学』(東海大学出版会)、『未完のポリフォニー』(未來社)、『夢みる権利』(東京大学出版会)、『バフチン新版』(岩波書店)、『バフチンと全体主義』(東京大学出版会)、『危機の時代のポリフォニー』(水声社)、『20世紀ロシア思想史』(岩波現代全書)、『増補バフチン』(平凡社ライブラリー)、『言語学のアヴァンギャルド』(水声社)など。主な訳書に、バフチン『マルクス主義と言語哲学 改訳版』(未來社)、『バフチン言語論入門』(共訳、せりか書房)、バフチン『ドストエフスキーの創作の問題』(平凡社ライブラリー)、トロツキイ『文学と革命』(岩波文庫)、『ヤコブソン・セレクション』(共訳、平凡社ライブラリー)、オリガ・ブレニナ=ペトロヴァ『文化空間のなかのサーカス』(白水社)、アンナ・ラーツィス『赤いナデシコ』(水声社)など。

  • クジラ、コオロギ、人間以外

    ¥1,650

    企画、編集、デザイン:谷脇栗太 出版社:犬と街灯 判型:B6変型/332ページ 版元からの紹介: 「クジラ、コオロギ、人間以外の存在が歌う歌」についての小説や詩歌を募集して、一冊の本を作りました。あなたの家のクローゼットで、電脳空間で、人類文明崩壊後の世界で、あらゆる場所で人間以外の存在(鳥、猫、ハンガー、もやし、建造物や天体や概念 etc…)が歌いはじめる84編。 執筆者 あさとよしや、阿下潮、化野夕陽、安孫子正浩、雨海月子、あめのにわ、阿蒙瞭、新棚のい、いしころ文庫、糸川乃衣、井上彼方、うっかり、エハガキ華、絵文字、オカワダアキナ、かくのじ、カミヤマショウキ、唐桃、涸れ井戸、川咲道穂、川島むー、川原寝太郎、岸谷薄荷、北野勇作、久乙矢、鞍馬アリス、玄川透、桑井ゆた、げんなり、こい瀬伊音、紅坂紫、児島成、西藤智、坂崎かおる、佐々木倫、笹良弥月、貞久萬、サンシ・モン、しあわせサッチー、恣意セシル、釈迦堂入文、瀬戸千歳、せらひかり、千梨、高緑千恵子、只鳴どれみ、谷脇栗太、淡中 圏、手袋と風船、藤和、仲内ひより、南雲マサキ、蜂本みさ、はったみさと、花草セレ、原里実、ばらぬす、晴、春乃夜永、万庭苔子、柊木葵、笛地静恵、藤井佯、舟樢いま、風呂、暴力と破滅の運び手、穂崎円、星野いのり、蒔狐、正井、松尾模糊、祭ことこ、三日月月洞、水谷なっぱ、三刀月ユキ、宮月中、芽論総太、望月一星、森山ねこたろう、山崎朝日、幸若希穂子、葉々、六角辰巳、Y.田中 崖

  • 青い靴をはいて歩く/関根 愛

    ¥1,700

    著者:関根 愛 表紙画 :阿部 海太 装丁:domeki 印刷・製本:イニュニック B6サイズ/131ページ 発⾏⽇ :⼆〇⼆五年五⽉⼗⼀⽇ 初版第⼀刷 版元からの紹介: 短篇集『青い靴をはいて歩く』 そこにいると教えて--- ---わたしはここにいる あなたが履く靴は、あなたを前へはこんでいくーーー。 "あなた"が履いてきた8つの靴を通して語られる、わたしと家族の傷と愛の物語。 ---もくじ--- 羽根のはえた靴 花びらをかぞえる靴 ボスの靴 幸運の靴 ハワイからきた靴 背伸びの靴 深夜を走る靴 青い靴

  • はしっこに、馬といる(文庫判) /河田桟

    ¥1,980

    文と絵:河田桟 編集とデザイン:賀内麻由子 組版:松本孝一 出版社:カディブックス 判型:A6横判/270ページ 版元からの紹介: 『はしっこに、馬といる―ウマと話そうⅡ』が、横長の文庫になりました! 『馬語手帖―ウマと話そう』の続編になります。 与那国島の自然の中で、相棒のウマと暮らしているうちに見えてきた、これまでとはちがうコミュニケーションの形について、とても個人的な視点から書いています。 身体的に力がなかったり、ウマに対して強く接することが苦手だったり、すこし「弱い」部分を持ったヒトが、ウマとコミュニケーションを取るためにはどうしたらよいかを考えていく本、と言ったらいいでしょうか。 ヒトが答えを決めて、それに添うようウマに動いてもらうのではなく、ウマの話に耳を傾けながら、一緒に考え、一緒に答えを探していく、静かなコミュニケーションです。 強くならずとも、ウマとつきあうことはできますよ、そこにはものすごく豊かな世界が広がっていますよ、と、だれかに伝えたくて、この本を作ったのかもしれません。

  • 私の小さな日本文学/チェ・スミン 編

    ¥1,760

    編者:チェ・スミン 出版社:夏葉社 判型:文庫判・ハードカバー/208ページ 版元からの紹介: 『私の小さな日本文学』という日本近代文学のアンソロジーを刊行いたします。 選者は韓国で「夜明けの猫」という出版社と「セゴ書林」という書店を営むチェ・スミンさん。芥川龍之介、片山廣子、伊藤野枝、田中貢太郎らの掌篇をセレクトする彼女の新鮮はとにかく新鮮です。

  • 上林曉の本 海と旅と文と/山本善行 編

    ¥2,640

    著者:上林曉 編者:山本善行 写真:鈴木理策 出版社:夏葉社 判型:四六変形判・ハードカバー/238ページ 版元からの紹介: カバー写真のほか巻頭の32ページを鈴木理策さんが撮り下ろして下さった、とても美しい本です。山本善行さんによる渾身の全小説案内、左手で書いた直筆原稿、木山捷平、野呂邦暢、関口良雄らが綴った随筆を収録しています。

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