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六四五七五(むしごしちご)虫の絵と俳句/堀本裕樹、桃山鈴子
¥3,300
著者:堀本裕樹 絵:桃山鈴子 出版社:毎日新聞出版 判型:112ページ 版元からの紹介: 六四(むし)たちが躍りだす! 五十の名句と細密画が響きあう。虫めづる俳人と『わたしはイモムシ』で話題の人気画家がおくる驚異の画文集! 「読者には桃山さんが全身全霊で描いた虫の絵をじっくり味わっていただきたい。 そうすると、虫の句にも新たな息吹が宿り、一層十七音の妙を感得することができるだろう」(堀本裕樹) 「いつもより歩調を緩め、虫の存在を気に掛けながら歩けば、 ひび割れたアスファルトにタンポポが咲き、ハナアブが休んでいることに気がつくかもしれません。 その時、胸を駆け抜けるちいさな喜びが、句や絵のきっかけをもたらすのではないでしょうか」(桃山鈴子)
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葉っぱのフレディ: いのちの旅/レオ バスカーリア
¥1,650
著者:レオ バスカーリア 訳者:みらいなな 絵:島田光雄 出版社:童話屋 判型:B5版/32ページ 版元からの紹介: この絵本を、自分の力で「考える」ことをはじめた子どもたちと 子どもの心をもった大人たちに贈ります。 わたしたちはどこから来てどこへ行くのだろう。 生きるとはどういうことだろう、死とは何だろう。 人は生きているかぎりこうした問いを問いつづけます。 この絵本が自分の人生を「考える」きっかけになってくれることを祈ります。 この本はアメリカの著名な哲学者レオ・バスカーリア博士が書いた 生涯でただ一冊の絵本です。 この絵本の原書を手にしたとき、編者はすぐに出版を決意し 契約にサインしました。 絵本の中には編者の決意をうながすキーワードがありました。 CHANGE IS NATURAL 作者のバスカーリア博士は敬虔なクリスチャンです。 変わることは自然なことだ、死もまた変わることの一つだ、と書いています。 日本人の死生観と同じです。 そして、物語は、春に生まれた葉っぱのフレディが、 夏にはよく働き成長し、秋には紅葉し、 冬には死ぬけれど、また春に生まれるという、いのちの循環を書いたものです。 出版後、原書をあらためて読み直して、 このフレーズを探したのですがどこにもありません。 未だもって不思議なことだと思っています。 この地球上では太古の昔から、いのちの循環が行われています。 バスカーリア博士は、子どもたちに向かって絵本を作るとき、 哲学のみならず自然節理の観点からも、生態系循環の真実を語りました。 2025年3月、「葉っぱのフレディ」は出版累計120万冊に達しました。 真実に根ざした絵本ですから、これからもたくさんの読者の方に読まれていくのだと思います。
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僕は、太陽をのむ 四月と十月文庫6/牧野伊三夫
¥1,320
著者:牧野伊三夫 出版社:港の人 判型:四六版変形/152ページ 版元からの紹介: ◎美術同人誌『四月と十月』を主宰し、本シリーズ「四月と十月文庫」の生みの親である画家・牧野伊三夫のはじめての画文集。 ◎画家・牧野伊三夫は第2回アトリエヌーボーコンペ日比野賞受賞。画業に傾注する傍ら、北九州市の情報誌『雲のうえ』、飛騨高山の魅力を伝えるフリーペーパー『飛騨』の編集にたずさわるなど幅広く精力的に活躍中である。 ◎エッセイは絵画や芸術、画家の旅、日々の暮らしなどを軽妙に温もりのある筆致で描く。素朴で力づよく生命感溢れる絵画、素描作品も豊富に収録。酒と銭湯をこの上なく愛し、少年絵描きの心をもち続ける画家・牧野伊三夫の詩のある画文集。 ◎跋文「あの頃のわれらは」 葛西薫(アートディレクター)
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夜の日記/ヴィーラ・ヒラナンダニ
¥2,420
著者:ヴィーラ・ヒラナンダニ 訳者:山田文 出版社:作品社 判型:四六版/240ページ 版元からの紹介: 第71回読書感想文全国コンクール高等学校の部課題図書。 ニューベリー賞オナー賞受賞作! イギリスからの独立とともに、ふたつに分かれてしまった祖国。ちがう宗教を信じる者たちが、互いを憎みあい、傷つけあっていく。少女とその家族は安全を求めて、長い旅に出た。自分の思いをことばにできない少女は亡き母にあてて、揺れる心を日記につづる。
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ちいさな手のひら事典 占星術/ファビエンヌ・タンティ
¥1,760
著者:ファビエンヌ・タンティ 出版社:グラフィック社 判型:A6変形/176ページ 版元からの紹介: フランスで愛される占星術で知る私。12の星座が示す性格や行動の傾向、相性、惑星の影響などが改めてわかり、手元において日々の指針にしたくなる一冊。各星座に関する神話や代表する著名人、占星術の歴史にも触れた小事典です。
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呪文の言語学: ルーマニアの魔女に耳をすませて/角悠介
¥2,640
著者:角悠介 出版社:作品社 判型:四六版/256ページ 版元からの紹介: 呪文もことばである。 ルーマニアには古い魔女文化がいまも残っているとされている――。東欧在住20年の言語学者が、魔女大国とも呼ばれるこの地の民間伝承や実体験をひもとき、“呪文の正体”に迫る。不思議でちょっと怖い呪文の世界をめぐる、まったく新しい言語学エッセイ。 ◎附:「言語学者から魔女へのインタビュー」 ◎カヴァー写真:スクリプカリウ落合安奈 * 〈ちちんぷいぷい〉、〈アブラカダブラ〉、〈ビビディ・バビディ・ブー〉……この世はさまざまな「呪文」で溢れている。(…)幼いころの私たちにとって身近なものであった呪文だけれども、そもそもあれは何だろうか。単なる語の羅列に過ぎないのだろうか。(…)本書では、(…)言語学者が「呪文という聖域」に片足を突っ込んで、先人たちの研究を足掛かりにさらに深いアプローチを試みる。――本書より * 【目次】 まえがき 1 魔女 2 魔術 3 呪文 言語学者から魔女へのインタビュー 山田エリーザ あとがき 注/参考文献/図版出典 目次 まえがき 1 魔女 100回ひゃっくりすると、ちぬの/あれから30年/ルーマニア留学/先生は魔女?/留学ないない/吸血鬼/トランシルバニアの呪われた森での儀式/魔女とキリスト教/魔女狩り/魔女の東西/キリスト教の東西/魔女大国ルーマニア/「魔女」と「魔女像」の落とし穴/キリスト教による魔術の禁止/ルーマニア正教会と魔女/魔術師の学校/ルーマニアの魔女 2 魔術 「魔術」の名称/「魔女」の名称/魔術の定義/ルーマニアの魔術/マナの魔術/雨乞いの儀式「パパルダ」/ルーマニア人の魔術におけるロマの役割/魔術の構成要素/魔術の構成要素①魔術の役者たち/魔術の構成要素②魔術行為者の性別/魔術の構成要素③詠唱条件 3 呪文 呪文の継承/魔術書と識字率/呪文の差異/呪文の「理解性」/「理解不能性」の心理/ルーマニアの意味のないことば/口調と復唱/沈黙という呪文/呪文の宛先/魔力発生源/神話的創造物/護符/呪文の効果/ことばと呪文/ことばによる類感魔術/呪文の類型分類/ことばと呪文の境目/呪文の最小単位/ぼくのかんがえたさいきょうのじゅもん 言語学者から魔女へのインタビュー 山田エリーザ あとがき 注/参考文献/図版出典
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シャーマン 霊的世界の探求者/セバスチャン・ボー、コリーヌ・ソンブラン
¥2,970
著者:セバスチャン・ボー、コリーヌ・ソンブラン 訳者:ダコスタ 吉村 花子 出版社:グラフィック社 判型:B5変形/192ページ 版元からの紹介: シャーマンとは誰なのか? 世界各地で彼らと出会った西洋人は、彼らをどう理解してきたのか?気鋭の人類学者セバスチャン・ボーが、フランスの最新の人類学理論と古記録に基づき、シャーマニズムの核心に迫る。
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群青のハイウェイをゆけ/きくち
¥1,980
著者:きくち 出版社:hayaoki books 判型:四六版/272ページ 版元からの紹介: ときに身軽な散歩のようで、ときに切実な祈りのような、週末の旅の記録。 「うらやましい感受性と文才」「すぐれた短編小説のよう」 ブログで絶賛コメント殺到!! 謎のはてなブロガーきくち、待望の初書籍です。 2010年代から現在まで、青年期と共にあった短い旅の記録をまとめた短編集。旅行記19編とエッセイ6編を収録しています。 巻末にはカラーの写真ページも。さらに、本に登場する場所をまとめたマップ(Googleマップ)もご覧いただけます。
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花火と残響/ササキアイ
¥1,870
著者:ササキアイ 出版社:hayaoki books 判型:四六版/144ページ 版元からの紹介: === 予定通りに上手くいかなかった思い出ほど振り返ったときになんだか愛しかったりして、そういう微妙な心のさじ加減はまだAIなんかに悟らせるものか、と思ってしまう。 (「その思い出、私にくれない?」より) === 誰にだって、“特別じゃないのに忘れられない夜”がある――。 作家・燃え殻、こだま 絶賛!! 大人になってしまったあなたへ送る、人生の軌跡をほの明るく照らす26編。 「文学フリマ」で自費出版誌が話題となった作家・ササキアイ、待望のデビューエッセイ集。 (装丁:飯村大樹、装画:原倫子)
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好きよ、トウモロコシ。/中前結花
¥1,650
著者:中前結花 出版社:hayaoki books 判型:四六版/154ページ 版元からの紹介: 「読み終えてタイトルの意味がわかった瞬間に涙」「なつかしい記憶がよみがえる」 SNSで大反響! 書店員からも熱い推薦コメントが続々。 心の機微やノスタルジーを繊細に描く文章に定評があり、Webメディアを中心に人気を集めるエッセイスト 中前結花の初エッセイ集です。 書き下ろしを含む全14編を収録。装画、挿絵は、イラストレーターの北村人。
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徳島文學 第八号 2025 Volume8/徳島文学協会
¥1,650
出版社:徳島文学協会 版元からの紹介: 「徳島文學」第八号は、徳島から発信される新しい形の文芸誌です。2025年発行のこの号では、清水恵子による巻頭詩「色は匂へど詩人たち」を皮切りに、多彩な文学作品を収録しています。大森静佳の短歌と散文、石澤遥の小説、宮月中の作品など、新進気鋭の作家たちの力作が並びます。また、四国大学の瀬戸内寂聴青春エッセイコンクールの入選作品や、富士正晴全国高校生文学賞の受賞作品も掲載。短歌、俳句、小説、エッセイなど、様々なジャンルの作品を通じて、現代文学の新しい息吹を感じることができます。地域文学の発展に貢献しながら、全国的な視野を持つ文芸誌として、文学愛好家から創作者まで、幅広い読者層に向けた充実の一冊となっています。
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徳島文學 第七号 2024 Volume7/徳島文学協会
¥1,650
出版社:徳島文学協会 版元からの紹介: 徳島から発信、自由で新しい文芸誌のカタチ。巻頭詩「ステイ・ゴールド」鍋島大輝、小説「ちりともゆ」旗原理沙子、「のびやかに息をして しなやかに踊り そして健やかに眠って」衿さやか、「花を呼ぶ」石澤遥、短歌「潮の町」田丸まひる、「陳和卿渡海之事」紀野恵、俳句「青嵐」涼野海音、「残り鷺」うっかり。阿波しらさぎ文学賞徳島新聞賞「聖域」幸田羊助。小説「お開帳」小川真我、「デコイ」宮月中。四国大学 瀬戸内寂聴青春エッセイコンクール「楽器は歌う」。エッセイ「老人の庭」髙田友季子、「水の如く」鉄線。四国大学 富士正晴全国高校生文学賞「ねこの手・わたしの手」他。
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徳島文學 第六号 2023 Volume6/徳島文学協会
¥1,650
出版社:徳島文学協会 版元からの紹介: 徳島から発信、自由で新しい文芸誌のカタチ。イラスト/吉村萬壱。巻頭俳句「あたたかき短調」野口る理、批評エッセイ「孔子の叡知」若松英輔、小説「あまねく白く」中川マルカ、「金色のスープ」髙田友季子、「夏が暮れる」久保訓子、散文「あいつらには文学と呼ばせておけ」大滝瓶太。第五回徳島新聞 阿波しらさぎ文学賞 徳島新聞賞「眺め」鎌田航、「湿り」うっかり。短歌「なにが悪い」田丸まひる、「笛の音または声」紀野恵、俳句「炎天の道」涼野海音、「柿サラダ」うっかり。小説「夢の国へようこそ」田中さるまる、「白鳥ミュージアム」なかむらあゆみ。第一回四国大学 瀬戸内寂聴青春エッセイコンクール「境目」。エッセイ「雲井」鉄線、「いつか記憶の泥にしずむ。」阿瀬みち。第三回四国大学 富士正晴全国高校生文学賞「筑前煮の魔法」他。
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徳島文學 第五号 2022 Volume5 /徳島文学協会
¥1,650
出版社:徳島文学協会 版元からの紹介: 徳島から発信、自由で新しい文芸誌のカタチ。巻頭俳句「まぶしめば」大高翔、俳句「しろがね」星野いのり、「夏来る」涼野海音、「レッドゾーン」うっかり。小説「呼吸」ハニロウ赤羽、「夜の波」久保訓子、「足音」冨士野賢太、「ゼリーのようなくらげ」髙田友季子、「こUいん」蕪木Q平。第四回「阿波しらさぎ文学賞」受賞作「空気」なかむらあゆみ、徳島新聞賞「にぎやかな村」宮月中、徳島文学協会賞「移動する祝祭日」茜あゆむ。第二回四国大学富士正晴全国高校生文学賞「■■■【わく-ごっ-く】。短歌「もう少しだけここにいる」田丸まひる、「明年花」紀野恵他。
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徳島文學 第四号 2021 Volume4 /徳島文学協会
¥1,650
出版社:徳島文学協会 版元からの紹介: 徳島から発信、自由で新しい文芸誌のカタチ。コロナ禍で経営難になった夫のマッサージ店のビラのポスティングを始めた主人公が15年ぶりに訪れたのは、元カレの住まいがあった思い出の町、彼女によみがえるにがい思い出とは、角田光代最新傑作小説「渦中」。宮月中「蘭」、佐川恭一「受験王死す」、大滝瓶太「ギフト」。第三回「阿波しらさぎ文学賞」受賞作「あまいがきらい!」蕪木Q平、徳島新聞賞「檻」なかむらあゆみ、徳島文学協会賞「去年の桜」三浦みなみ。第一回四国大学富士正晴高校生文学賞大賞「ほうじょうや」吉原幸歩。巻頭短歌「恋歌」紀野恵、短歌「夜明けは冷たいのがちょうどいい」田丸まひる、俳句「草笛」涼野海音、「珈琲」うっかり。小説「サバイバル美容室」北澤佑紀、「古狸」山本渚、「枯野」久保訓子、「岬物語アリランを歌う女」北迫薫、「マリー・アントワネットのお茶会」菊野啓、「武者顔の女」門倉ミミ他。
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徳島文學 第三号 2020 Volume3/徳島文学協会
¥1,650
出版社:徳島文学協会 版元からの紹介: 徳島から発信、自由で新しい文芸誌のカタチ。 疫病が蔓延する世界で肉欲に溺れる素性も知れぬ男女たち、狂気か悪夢か、はたまた現実の写し鏡か、吉村萬壱の新たな傑作「ゼクレータ」。 「症候群」大滝瓶太 、「月の船」久保訓子、「カササギの橋」山本渚。 第二回「阿波しらさぎ文学賞」受賞作「踊る阿呆」佐川恭一、徳島新聞賞「胸をつらぬく」桐本千春、徳島文学協会賞「いらっしゃいマンション」宮月中。 第十回全国高校生文学賞「本当のこと」佐々木晴。 巻頭俳句「草の花」涼野海音、短歌「夕陽をすくいあげて」田丸まひる、俳句「肉の部分」原英。 評論「肉体の復活─北條民雄論」奴田原智明他
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徳島文學 第二号 2019 Volume2/徳島文学協会
¥1,650
出版社:徳島文学協会 版元からの紹介: 徳島から発信、自由で新しい文芸誌のカタチ。 芥川賞作家の青来有一、藤野可織、小山田浩子、歌人の田丸まひる、俳人の涼野海音ら多彩な執筆陣。 地方文学の概念を変える新たな文芸誌、待望の第二号刊行。 【目次】 巻頭短歌 「朝焼けが生まれるのなら」 田丸まひる 小説 「この惑星の悲劇」 青来有一 「鍵」 藤野可織 「おおかみいぬ」 小山田浩子 「知らない生き物」 髙田友季子 「むじな」 久保訓子 「プロテイン」 菊野啓 「刺股」 宮内鉄家 「赤い犬」 佐々木義登 俳句 「信長忌」 涼野海音 「野末」 原英 「冬桜」 魚井遊羽 短歌 「参道 」永田愛 エッセイ 「神様」 武田穂佳 「自分の言葉を探す旅」 冨士野賢太 「飛梅」 藤代淑子 「生きて、死ぬ言葉」 サトウユウト 「キウイ」 鉄線 「パジャマ・ラバーズ」 濱口佳子 書評 「向こう側」への入り口 吉村萬壱『前世は兎』 計盛達也 仮面をつけた発信者たち 鴻池留衣『ナイス・エイジ』 冨士野賢太
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徳島文學 創刊号 2018 Volume1/徳島文学協会
¥1,650
出版社:徳島文学協会 版元からの紹介: 徳島文学協会による、これまでにない文芸誌「徳島文學」。 芥川賞作家の吉村萬壱、玄月、批評家・詩人の若松英輔、歌人の武田穂佳らが執筆。 同人誌の枠を超えた新しい地方発の文芸雑誌が創刊。
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NHK出版 学びのきほん つながりのことば学/齋藤陽道
¥825
著者:齋藤陽道 出版社:NHK出版 判型:A5版/128ページ 版元からの紹介: うまく話すよりも、大事なことがある。 NHKの長寿番組「おかあさんといっしょ」のエンディング曲「きんらきら ぽん」の作詞を担当、手話を言葉として生きる写真家・齋藤陽道さん。手話を禁じられ、心から言葉が離れていった幼少期。手話に出会い、初めて会話の楽しさを知った高校時代。心の底から他者とつながるために写真を撮り続けた日々。「つながり方」を発見していった過程は、他者との関係性に悩む人を後押ししてくれる。言葉が伝わらないことを身にしみて知っているからこそ見出した、「言葉の共有地」「言葉の解像度」「消感動と宿感動」「存在を聴く」などの視点から、安易なノウハウではない、コミュニケーションの「そもそも」論を学ぶ。
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見ることの塩 下/四方田犬彦
¥1,320
著者:四方田犬彦 出版社:河出書房新社 判型:文庫版/328ページ 版元からの紹介: すべてが廃墟と化し、その残骸が晒された世界へ──ただ見ることを課された旅は、紛争終結から数年後の旧ユーゴ諸国へ。宗教や民族の虚構性を看過し、世界の矛盾を凝視する苦悩と思索。珠玉の紀行文学。
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見ることの塩 上/四方田犬彦
¥1,320
著者:四方田犬彦 出版社:河出書房新社 判型:文庫版/320ページ 版元からの紹介: イスラエル/パレスチナでは何が起きているのか? テルアヴィヴからエルサレム、そして「壁」を越えパレスチナへ──街を歩き、対話を重ね、土地の日常から現代のアポリアを凝視する珠玉の紀行文学。
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孤独の科学: なぜ寂しくなるのか なぜつながりを求めるのか/ジョン・T・カシオポ、ウィリアム・パトリック
¥1,650
著者:ジョン・T・カシオポ、ウィリアム・パトリック 出版社:河出書房新社 判型:文庫版/464ページ 版元からの紹介: 人間とは「つながり」を求める動物である。脳と心のしくみから、進化のプロセス、病との関係、社会・経済的背景、対処法まで、現代人が知っておきたい孤独感のすべて。ロングセラーの新装版。
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映画じゃないんだから、うまくいかなくても大丈夫。/ジェーン・スー、高橋芳朗
¥814
著者:ジェーン・スー、高橋芳朗 出版社:ポプラ社 判型:文庫版/287ページ 版元からの紹介: 「正解のない人生」を私たちは生きている。 恋愛・結婚、キャリア、年齢―― ラブコメ映画を通して女性の生き方を語る! *本書は『新しい出会いなんて期待できないんだから、誰かの恋観てリハビリするしかない』を改題し、新たな対談を加えて、文庫化したものです 「枠からはみだして、自分の人生を手に入れる」 「自分のフィールドで自分の正義をまっとうする」 「愛を知ることは、痛みを知ることでもある」 ――ラブコメ映画をこよなく愛するふたりが、 おすすめの映画を語るなかで、人生で大切なものが見えてくる! 「明日もがんばろう」と前向きな気持ちになる対談集。 巻末にラブコメ映画カタログを掲載。 ◎ 目次 1章 可能性は無限大!夢を叶えるガールズパワー 2章 人の数だけ愛のかたちは存在するのよ 3章 恋のハードルは超えるためだけに存在する 4章 傷つきたくない!心が鉄壁になった女に捧ぐ…… 5章 やっぱり観ておきたい!長年愛され続ける王道作品 6章 働きすぎて疲れた私に、王子様プリーズ! 7章 終わった恋が忘れられないあなたへの処方箋 8章 身勝手な男どもよ、思い知れ! 9章 いろいろあった大人の女は恋をするにも一苦労 10章 確実にロマンスに浸かりたい、そんなときこそザ・スタンダード 11章 いくつになっても恋に落ちる気力体力を見習いたい 12章 私が“ワタシ”を見つけたら、人生ガラッと変わるはず 文庫版特別収録 「ひとりの良さ」と「他者と生きること」について 『シングル・イン・ソウル』
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世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え/ジェンマ・エルウィン・ハリス
¥990
著者:ジェンマ・エルウィン・ハリス イラスト:タイマタカシ 訳者: 西田美緒子 出版社:河出書房新社 判型:文庫版/376ページ 版元からの紹介: 科学、哲学、社会、スポーツなど、子どもたちが投げかけた身近な疑問に、各分野の世界的な第一人者たち100人はどう答えたのか? 世界18カ国で刊行のベストセラー! 「わたしたちはみんな親戚?」、「海はどこからくる?」、「どうして音楽があるの?」、「なぜ戦争が起きるの?」……大人が答えに詰まる子どもの質問に、進化論の謎を解いてみんなをあっと言わせたリチャード・ドーキンス博士、ベストセラー作家のサイモン・シン博士など、世界的にビッグな人たちはどんなふうに答えたのか!? そのほか、ノーム・チョムスキー(言語学者、哲学者)、A・C・グレイリング(哲学者)、ギャヴィン・プレイター=ピニー(作家、雲を愛でる会の設立者)、アリス・ロバーツ(解剖学)、イアン・スチュアート教授(地質学者)、ダン・スノウ(歴史学者)など。 目次より 6 夢はどんなふうに生まれるの? 9 エイリアンはいるの? 16 しゃっくりはどうして出るの? 20 自分で自分をくすぐれないのはなぜ? 24 どうして食べものを料理するの? 25 スポーツで負けてばかりのとき、どうすればやる気がでる? 29 どうしてお金があるの? 32 どうして意地悪なんかするのかな? 37 「よい」は、どこから生まれるの? 42 人はどうして永遠に生きていられないの? 48 時間は、はやくすぎてほしいときには、なぜゆっくりすぎるの? 51 空はどうして青いの? 59 オリンピックに出たいなら、なにをしなくちゃいけない? 68 本を書く人は、どうやってアイデアを思いつくの? 69 男の人にはヒゲが生えて、女の人に生えないのはなぜ? 71 エジプトのピラミッドはどうやって作った? 78 神様ってだれ? 80 宇宙はどれくらい遠い? 86 わたしたちはなぜ夜になると眠るの? 90 いつかは過去に戻れるようになる? 92 海の水はどうしてしょっぱいの? 94 どんなふうに恋に落ちるの? 97 虹はなにでできている?