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まるとしかく読書ノート(黒色)
¥1,210
定価:1100円+税(税込:1210円) 発売:2025年11月23日(日) 判型:B6/上製/112ページ 色展開:カラー1/あさぎ色xペンギン カラー2/黒xかたつむり デザイン:山内宏一郎(SAIWAI DESIGN) イラスト:佐藤有美 本を読むことは、本が好きな人でもときに骨の折れること。そんな読書を楽しくつづけるために本屋として何ができるだろう? と考えた末、『まるとしかく 読書ノート』をつくることにしました。初回は2色展開、毎年新色を発表する予定です。みなさんの本棚にお気に入りの本と一緒に並べていただけることを願って。 ・このノートの使い方 読んだ本を記録する【読書ノート】として 日々を綴る【日記帳】として 書く人のための【ネタ帳】として お子さんの成長を留めておく【育児ノート】として 絵の【スケッチ帳】として
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まるとしかく読書ノート(あさぎ色)
¥1,210
定価:1100円+税(税込:1210円) 発売:2025年11月23日(日) 判型:B6/上製/112ページ 色展開:カラー1/あさぎ色xペンギン カラー2/黒xかたつむり デザイン:山内宏一郎(SAIWAI DESIGN) イラスト:佐藤有美 本を読むことは、本が好きな人でもときに骨の折れること。そんな読書を楽しくつづけるために本屋として何ができるだろう? と考えた末、『まるとしかく 読書ノート』をつくることにしました。初回は2色展開、毎年新色を発表する予定です。みなさんの本棚にお気に入りの本と一緒に並べていただけることを願って。 ・このノートの使い方 読んだ本を記録する【読書ノート】として 日々を綴る【日記帳】として 書く人のための【ネタ帳】として お子さんの成長を留めておく【育児ノート】として 絵の【スケッチ帳】として
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STREETS/Chari
¥1,500
著者:Chari 出版社:ブートレグ 判型:34ページ 版元からの紹介: とある街の通りで、犬や猫、人、モンスターなど、多様な生き物がそこで生活する様子を描いた、Chariのポップな世界観を楽しむことができる1冊。 Chari(チャリ) 東京を拠点として活動しているアーティスト、イラストレーター。 主人公の白い犬Chanと、その仲間たちが住む世界を題材に作品を制作している。そこは、動物やモンスター、人などの多様な生き物が共存する、温かい世界である。Chanは自身の愛犬がモデルとなっている。 国内外での個展やグループ展、アートフェアなどで作品を発表している。また、書籍やテレビ番組、動画作品などのイラストレーションも手がけている。
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tattva Vol.10 特集: わたしたちが普段言葉にする本物について
¥2,200
出版社:ブートレグ 判型:224ページ 版元からの紹介: 特集: わたしたちが普段言葉にする本物について 「◯◯の再来」なんていう言葉を聞いた時に、それはオリジナルが先にあったことを意味するはずなのになんとなく「本物」感を覚えます。 本物って?ふるさとの味は? 古き良き? 彷彿とさせる? これが本物であると、私たちが思えるものは何なのか。 本物と偽物が並んでいたら、多くの人が本物を選び取るでしょう。 私たちが大好きな本物は、どうやってできている?
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tattva Vol.9 特集:それでも他人と生きていく、には
¥2,200
出版社:ブートレグ 判型:224ページ 版元からの紹介: 特集:それでも他人と生きていく、には 言葉はわかるが話が通じない。どうやったって人はわかりあえない。たとえそうであったとしても、私生活でも仕事でも誰の手も借りず生きてなどいけないから、どうする!? 9号の特集テーマは「それでも他人と生きていく、には。」です。 現代は「個人の時代」とも「連帯の時代」とも語られる時代です。一見相反するこのふたつの言葉は、私たちが他人のいる世界にしか存在できず、他人とどう過ごすかが重要であることを示しているのではないでしょうか。ビジネスでプロジェクトを進めるときにもたった1人で行うことはまずありません。また誰かの助けを得なければ私たちは生きくことも不可能です。人との出会いや関わりの連なりが、人生を大きく左右する。だからこそ今、他人と生きていくにはどうするかを哲学、政治、建築、ビジネス、アート、数多な面から探る特集です。
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tattva Vol.8 特集:お金
¥2,200
出版社:ブートレグ 判型:224ページ 版元からの紹介: 特集:お金 お金とは何か? 使い方とその仕組み 稼ぎ方や貯め方は焦点が当てられるのに、使い方はあまり語られないのはなせ? 給料はどうやって決まる? 安くて良いものは商売として成立する? お金とは、いったい何者だ! 8号の特集テーマは「お金」です。私たちは、暮らしていくための貨幣を手に入れなければならない社会に生きています。そして手に入れるなら、できるだけ効率的にしたい。しかしそこにだけ注視していると、社会から様々なものが抜け落ち、また生まれなくなっていく現実もあります。 また、儲け方と使い方がおおっぴらに話されることは少なく、お金というシステムとどのように付き合うかは、多くにとっていまだ未成熟な分野だと思われます。お金とは何か?お金が使われるシステムと社会の関係、そして使われ方は?お金に対してどう意識的になるかを哲学、文学、政治、ビジネス、ファッションなど、身近なお金との数多の接点から考える特集です。
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Frustration/Shapre
¥2,200
著者:Shapre 出版社:ブートレグ 判型:72ページ 版元からの紹介: 雑誌や広告などの媒体に作品を提供しているイラストレーター・Shapre(シャプレ)による、2013年頃より描き溜めてきた油絵のみで構成された画集のご案内です。 主に人物画を中心にドローイングで活動をしていく中、もうひとつのアプローチとして抽象的なテーマを追求し、全72ページに渡りまるで目の前に油絵の匂いが充満したような印象を感じさせるような作品集となっています。 Shapre(シャプレ) 1983年生まれ、神戸市出身。2005年に上京し、出版社、画材店に勤務しながらイラストレーターとしてのキャリアを開始。雑誌、広告、アパレルなどで活動している。2011年、kit galleryにて初の個展『ぼくにはみえているよ。』を開催し、2013年に創刊した「&Premium」(マガジンハウス)では、イラストで参画。2013年頃より油彩画の制作をスタート。2014年、「URBAN RESEARCH京都」にて『エンデミック』展を開催し、油彩画を展示。ドローイングの仕事では主に人物画を描いているが、油彩では抽象的なテーマを追求している。
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草の竪琴/トルーマン カポーティ
¥605
著者:トルーマン カポーティ 訳者:大沢 薫 出版社:新潮社 判型:文庫版、193ページ 版元からの紹介: 幼な児のような老嬢ドリーの家出をめぐる、ファンタスティックでユーモラスな事件の渦中で成長してゆく少年コリンの内面を描く。
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シッダールタ/ヘルマン・ヘッセ
¥605
著者:ヘルマン・ヘッセ 訳者:高橋 健二 出版社:新潮社 判型:文庫版、164ページ 版元からの紹介: シッダールタとは、釈尊の出家以前の名である。生に苦しみ出離を求めたシッダールタは、苦行に苦行を重ねたあげく、川の流れから時間を超越することによってのみ幸福が得られることを学び、ついに一切をあるがままに愛する悟りの境地に達する。 ――成道後の仏陀を讃美するのではなく、悟りに至るまでの求道者の体験の奥義を探ろうとしたこの作品は、ヘッセ芸術のひとつの頂点である。
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青い眼がほしい/トニ モリスン
¥1,540
著者:トニ モリスン 訳者:大社 淑子 出版社:早川書房 判型:文庫版、328ページ 版元からの紹介: 誰よりも青い眼にしてください、と黒人の少女ピコーラは祈った。そうしたら、みんなが私を愛してくれるかもしれないから……人間としての価値や美しさは白人の世界にのみ見出され、そこに属さない黒人は存在意義も認められていない。白人が定めた価値観を痛烈に問いただす、ノーベル賞作家の鮮烈なデビュー作。
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彗星の孤独/寺尾 紗穂
¥2,310
著者:寺尾 紗穂 出版社:スタンド・ブックス 判型:320ページ 版元からの紹介: 私も父も彗星だったのかもしれない。暗い宇宙の中、それぞれの軌道を旅する涙もろい存在。ふたつの軌道はぐるっと回って、最後の最後でようやく少しだけ交わった。そんな気がした。――「二つの彗星」 「遠くて遠い」父、娘たちのぬくもり、もう会えない人と風景。日常を、世界を、愛おしく、 時には怒りにも似た決意を持って綴る。闇から明かりさす世界に向かう、光のような言葉。 亡くなった父親・寺尾次郎(字幕翻訳家、元シュガー・ベイブ)について書き、大きな反響を呼んだ「二つの彗星」をはじめ、新聞、雑誌、ウェブ、これ まで様々な媒体で書いた文章の他に、大幅に書き下ろしを追加。唯一無二の音楽家・文筆家による待望のエッセイ集。
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イルカと否定神学――対話ごときでなぜ回復が起こるのか/斎藤 環
¥2,200
著者:斎藤 環 出版社:医学書院 判型:280ページ 版元からの紹介: 「ゼロ」からはじめるオープンダイアローグ! ――なぜ対話するだけで、これほどの変化が生ずるのだろう。 ――なぜこんな「ふつうのこと」で、回復が起きてしまうのだろう。 ラカン、ベイトソン、バフチン、レイコフ、中井久夫…… 著者の全キャリアを支えてきた思想を総動員して、 この哲学的疑問に真正面から答えた渾身の一冊。 こうして対話という魔法はゆっくりとその全貌を現しはじめた。 この魔法のすばらしさは、謎が解けても効くことである。 【本文より】 私は「ケア」や「回復」の過程において、治療者の意図や操作、 つまり能動性は、しばしば阻害要因になると考えています。 意図や操作の要素を排して、患者の自発性を最大限尊重し、 「偶然」というリソースをめいっぱい活用する。 対話実践は、そのために開発された、もっとも洗練されたアプローチだと確信しています。
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鶴橋SQUARE/李 信恵
¥2,090
著者:李 信恵 出版社:影書房 判型:366ページ 版元からの紹介: 「私の友人に手を出すな」 「差別主義者に居場所はない!!」 「レイシスト帰れ」 「KANSAI AGAINST RACISM」 大阪・鶴橋をはじめ、関西各地でくり返されてきたヘイト街宣・ヘイトデモ。 これに抗議の意思をぶつけるため、どこからともなく集まってきた〝反差別カウンター〟の人たち。 彼・彼女らは、何をきっかけに、どんな思いで路上に立ったのか。 それぞれの涙と笑いの10年を、自らもカウンターに立ち、「反ヘイトスピーチ裁判」でたたかってきた 李信恵氏による32名へのインタビューでふりかえる。
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あなたがいたから 45の独立書店をめぐる旅/相田冬二
¥1,980
『あなたがいたから 45の独立書店をめぐる旅』 著者:相田冬二 出版社:Bleu et Rose 判型:B6版/154ページ 版元からの紹介: 2024年11月、映画パンフレットに寄稿した作品評101篇を収録した評論集『あなたがいるから』をはじめての自費出版で刊行した相田冬二が、同書を扱っている全国の独立書店を訪れ、そこで感じたことを主観的に綴った独立書店エッセイ。 これまで独立書店に縁のなかった著者が感じた、その世界とは──。
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随風 02
¥1,980
『随風 02』 出版社:書肆imasu 判型:A5判 縦148mm 横210mm 162ページ 版元からの紹介: 随筆復興を推進する文芸誌『随風』 創刊号は刊行後たちまち重版となり話題をさらった。 今号は執筆陣にpha、古賀及子、花田菜々子、絶対に終電を逃さない女、佐々木敦らを迎える。
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さよならは言わない/十文字青
¥2,530
著者:十文字青 出版社:書肆imasu 判型:四六判変型、216ページ 版元からの紹介: 医師から末期癌を告げられた作家には、多くの進行中のシリーズがあり、そして別れた妻と子がいた。 病状を切りだせぬなか、彼の前にかつての同級生が不意に現れる。 十文字青が書き下ろしで贈る、「作家」の物語。
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それがやさしさじゃ困る/鳥羽和久
¥1,980
著者:鳥羽和久 写真:植本一子 出版社:赤々舎 判型:132ページ 版元からの紹介: 子どもが自分でつかむまで! 大人が「わかったふり」をやめると、対話がはじまる。焦らず、 断ち切らず、観察しつづけるための視点──。学び・進路・日常相談と一年の日記から、関係がほどける瞬間を見つめる教育エッセイ。 『それがやさしさじゃ困る』は、子どもに向けられる「善意」や「配慮」が、時に子どもの心を傷つけ、主体性を奪ってしまうという逆説を、教育現場の最前線で20年以上子どもと向き合ってきた著者・鳥羽和久さんが鋭く描き出す一冊です。 「失敗させまい」「傷つけまい」という大人の"先回り"が、実は子どもの可能性を閉ざしてしまう──。本書では「学校」「親と子」「勉強」「受験」といったテーマを軸に、現代教育の盲点と私たち大人が抱える不安の影を浮かび上がらせます。単なる批判にとどまらず、大人の葛藤や弱さへの眼差しがこめられているからこそ、その言葉は深く胸に響きます。 さらに本書を特別なものにしているのは、ページ下部に並走する一年間の日記の存在です。そこには、卒業生との忘れられない一瞬や、親子の関わりの奥に潜む無自覚な"デリカシーのなさ"への気づきなど、教育の現場で生まれた生の思索が断片的に綴られています。論として伝えられるエッセイと、濾過されない日々の記録が呼応し合い、本書は単なる教育論を超えた、立体的で豊かな手触りを届けてくれます。 解決策を提示する本ではありません。むしろ「間違うこと」「揺れ動くこと」を恐れず、子どもを信じて共に歩むことの大切さを、本書は静かに指し示しています。大人として迷い続ける私たちに寄り添い、伴走してくれる一冊です。 そして本書には、写真家・植本一子さんが鳥羽さんの教室やその周辺で撮り下ろした写真が栞のように差し挟まれています。子どもたちの表情や存在は、エッセイや日記で綴られる思索に呼応し、本書を照らし、「いま、ここ」の空気を手渡してくれるでしょう。
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ギンガムチェックと塩漬けライム: 翻訳家が読み解く海外文学の名作/鴻巣友季子
¥1,980
著者:鴻巣 友季子 出版社:NHK出版 判型:260ページ 版元からの紹介: 小説の読み解き方がわかる。知ってるつもりだったあの名作の、新たな顔が見えてくる! 『嵐が丘』は、相続制度と法律知識を駆使した「不動産小説」だった? アトウッドの『侍女の物語』は現代アメリカがモデル? 不朽の青春小説『ライ麦畑でつかまえて』は、太宰の『人間失格』に似ている? これからのポストヒューマン時代に必読の作家、カズオ・イシグロー 当代一の翻訳家・文芸評論家である著者が、 誰もが知る名著を全く新しい切り口で解説し、 小説のあじわい方を指南する大人向けブックガイド。 あの名作の知られざる“顔”が見えてくる! 誰もが一度はふれたことのある古典的名著から、今こそ読むべき現代作家の“問題作”まで。 著者の翻訳家としての歩みのなかで、思い出深い作品、折にふれて読み返す、大切な名著たちをここに紹介。 翻訳者ならではの原文(英語)の読み解きや、作品理解の深まる英語トリビアがちりばめられていますので、翻訳家志望の方や、英語学習者も楽しめます。 ※本書はNHKラジオテキスト「ラジオ英会話」の人気連載「名著への招待」(2021 年度~2024 年度)を加筆修正してまとめたものです。
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西瓜糖の日々/ R・ブローティガン
¥858
著者:リチャード・ブローティガン 訳者:藤本和子 出版社:河出書房新社 判型:文庫版、216ページ 版元からの紹介: コミューン的な場所アイデス〈iDeath〉と〈忘れられた世界〉、そして私たちと同じ言葉を話すことができる虎たち。澄明で静かな西瓜糖世界の人々の平和・愛・暴力・流血を描き、現代社会をあざやかに映した代表作。
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誰にも見えない子ども/アンドレア・エリオット、古屋 美登里、齋藤 匠、藤宗 宇多子
¥4,950
著者:アンドレア・エリオット、古屋 美登里、齋藤 匠、藤宗 宇多子 出版社:亜紀書房 判型:704ページ 版元からの紹介: ★2022年・ピュリツァー賞受賞★ 頭脳明晰で運動神経も抜群の少女ダサニは、妹や弟の世話に追われ、自分の時間を持てずにいた。 だが、全寮制のハーシースクールへの転校を機に、貧困の悪循環から抜け出す道が見えはじめる。 一方、家族は形だけの貧困支援制度や機能不全の児童保護システムに翻弄され、崩壊寸前に追い込まれる。 離れて暮らすダサニは、その苦境に何もできない自分を責め、生活が荒れていく。 黒人たちはなぜ貧困に陥り、抜け出せないのか──。 ニューヨークに生きる少女とその一家に10年密着。歴史的・構造的な要因と福祉制度の欠陥を描き出し、貧困の本質に迫る壮大なノンフィクション。 *** ◉オーウェル作品に比肩する名著──「サンデー・タイムズ」 ◉サイクス家の貧困の連鎖は、構造的な人種差別の典型例に思える。彼らのような人たちは、袋小路に追い込まれている。本書はこの事実を、読む者をたじろがせるほど明晰に示している。──「ワシントン・ポスト」 ☆オバマ元大統領 ・2021年のお気に入りの本 ★「ニューヨーク・タイムズ」紙・2021年の10冊 ☆「タイム」誌・2021年のノンフィクション10冊 ★J・アンソニー・ルーカス図書賞ほか多数受賞 *** 【目次】 まえがき プロローグ 第一部 「家は居場所ではない」──2012年から2013年 第二部 サイクス家──1835年から2003年 第三部 ルーツ喪失の心の傷──2003年から2013年 第四部 「その火に焼かれるぞ!」──2013年から2015年 第五部 ダサニの旅立ち──2015年 第六部 「どんな生き方にも耐えられる」──2015年から2016年 第七部 ダサニの道──2016年から2021年 あとがき 訳者あとがき
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今を生きる思想 マルクス 生を呑み込む資本主義/白井聡
¥880
著者:白井聡 出版社:講談社 判型:新書/128ページ 版元からの紹介: 資本という得体の知れない他者が、全地球を、人間の心をも包み込み、圧迫し、窒息させていく。労働力にとどまらず、われわれの感情までも「商品化」される現代社会を、「包摂」という概念をもとに読み解く。 われわれ一人一人が「自分のもの」と信じて疑わない意識、感性、思考のなかにまで、資本主義が浸透し、深化するとはどういうことか――。 【本書のおもな内容】 ●それでも資本主義は終わらない ●働く者が自らの労働の主人でなくなってしまう ●社会は自己内部の矛盾によって変化する ●「富一般=商品」となる資本主義特有の現象 ●商品物神・貨幣物神・資本物神の下の平等 ●資本とは不断で無制限の価値増殖運動 ●自分のための労働と資本家のための労働が区別できない ●「最良の労働者」の誕生――新自由主義段階の包摂 ●「協働」や「共感」も商品となった――受動性の果てに 「イメージ的に述べるならば、資本主義とは一つのシステムであり、それはそのシステムの外にあるものを自己のなかに次々と取り込んでゆく。「外にあるもの」とは、天然資源であったり、より一般的に自然環境であったり、あるいは人間が生きていくうえで取り結ぶ社会的関係であったりする。さらには、単に取り込んだだけでは終わらない。資本は、資本独特の運動=価値増殖に役立てるために、取り込んだ対象をその運動に適したものへと変容させる。取り込まれたものは、資本主義のロジックによって浸透され、変容させられる。資本主義が「深化する」とは、端的にこのことを指している。しかも、その変容=深化がどこまで続けられるのかは、誰にもわからない。資本主義のロジックのなかに、その限度はない」――「はじめに」より ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 100ページで教養をイッキ読み! 現代新書の新シリーズ「現代新書100(ハンドレッド)」刊行開始!! 1:それは、どんな思想なのか(概論) 2:なぜ、その思想が生まれたのか(時代背景) 3:なぜ、その思想が今こそ読まれるべきなのか(現在への応用) テーマを上記の3点に絞り、本文100ページ+αでコンパクトにまとめた、 「一気に読める教養新書」です! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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ただいま装幀中/クラフト・エヴィング商會
¥1,100
著者:クラフト・エヴィング商會 出版社:筑摩書房 判型:新書/160ページ 版元からの紹介: 二人でデザインすることは、こんなにも楽しい! リボンをかけた小箱をひとつひとつプレゼントするように、ちくまプリマー新書の装幀を続けて20年、500冊。 アイディアは台所のテーブルで生まれる。パソコンは二人で一台。 「ノイズ」や「ほつれ」こそが魅力。愛は必需品――。 二人組創作ユニット「クラフト・エヴィング商會」が語る、装幀という仕事。 ちくまプリマー新書500巻記念! === 【目次】 1 本は平面でありながら立体でもある ――どうして装幀の仕事をすることになったか 2 つかず離れずというのがちょうどいいんです ――どんなふうに二人でデザインをしているか プリマー新書*装幀セレクショ 3 リボンをかけた小箱をプレゼントするように ――「ノイズ」と「ほつれ」と「にじみ」 4 「何もしない」っていうのは、どうでしょう ――「過程」があってこその「結果」なんです 「あとがき」の代わりに ===
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ガラスと雪のように言葉が溶ける-在日韓国人三世とルーマニア人の往復書簡/尹雄大、イリナ・グリゴレ
¥1,760
著者:尹雄大、イリナ・グリゴレ 出版社:大和書房 判型:192ページ 版元からの紹介: 注目の人類学者と在日三世ライターが語る! 自分の子供と異国の言語で話す文化人類学者と自国の言葉を話せないライターが、自らルーツと言語、そして言葉で表現できないアイデンティティと身体感覚について語り合う。
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あたらしいともだち/かわじろう
¥990
著者:かわじろう 出版社:マガジンハウス 判型:192ページ 版元からの紹介: 真造圭伍(『ひらやすみ』) 「かわじろうさんの漫画はデビュー作からいいなと思って読んでいました。 『こうありたい』そんな憧れにも似た感情が沸き上がる、懐かしくも新しい漫画達です。」 掲載するたび、大反響。日常の中でふと出会う、ずっと覚えていたい気持ち。 小学館 第93回 新人コミック大賞<青年部門>大賞受賞の新星、初作品集。 ーーーーー 憂鬱だった学校が、 愛妻が亡くなり孤独な日々が、 会社と家を往復するだけの生活が、 雨上がりの空みたいに輝き出す。 人生の特別な瞬間が詰まった、短編全10作品を収録。 【収録作品】 ♯1「ミニチュアとベンチ」 ♯2「下戸のソウルフード」 ♯3「フォトグラファー」 ♯4「正三と九太郎」 ♯5「キツネとターキー」 ♯6「下校」 ♯7「吉野山の話」 ♯8「よりみち」 ♯9「半魚人の頃」 ♯10「かえちゃんの新しい友達」 解説「るみちゃんへ」牧野伊三夫 装画 牧野伊三夫 装丁 青木隼人+牧野伊三夫
