
社会契約論 ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズ/重田園江
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著者:重田園江
出版社:筑摩書房/ちくま新書
判型:新書判/304ページ
版元からの紹介:
はじまりの政治思想講義!
この社会の起源には何があったのか。ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズの議論を精密かつ大胆に読みなおし、近代の中心的思想を今に蘇らせる清冽な入門書!
私たちが暮らすこの社会は、そもそもどんなふうに生まれたのか。社会の形成・維持に不可欠なルールが、現にこうして守られているのはなぜか。政治秩序の正しさは、誰がどう判断すべきなのか。社会契約論とは、そんな素朴な問いを根源まで掘り下げて考える試みである。本書では、ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズの議論を精密かつ大胆に読み解きながら、この近代の中心的思想に新たな息吹をふき込む。今までにない視点から世界の成り立ちが一望できる、清冽な政治思想入門!
目次:
第1章 ホッブズ(世界の運動論的把握とは
政治社会の再構成とホッブズ問題
約束の力)
第2章 ヒューム(秩序の起源はどこにあるのか
コンヴェンションとホッブズ問題
政治社会と文明社会)
第3章 ルソー(ルソーの時代診断―「政治経済論」
ルソーの歴史観―『人間不平等起源論』
契約はどんなものか―『社会契約論』
一般性と特殊性―一般意志について)
第4章 ロールズ(ロールズのヒューム批判
正義の二原理
ルソーとロールズにおける一般性の次元)
著者プロフィール:
重田園江(おもだ・そのえ)
1968年兵庫県西宮市生まれ。早稲田大学政治経済学部、日本開発銀行を経て、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。現在、明治大学政治経済学部教授。専門は、現代思想・政治思想史。フーコーの思想を、とりわけ「権力」や「統治」といった主題を中心に研究する。また、社会科学・人間科学への統計の応用史を掘り下げ、さらには「連帯」と「正義」をめぐる哲学的探究をつづける。著書に『ミシェル・フーコー──近代を裏から読む』(ちくま新書)、『連帯の哲学Ⅰ──フランス社会連帯主義』(勁草書房、第28回渋沢・クローデル賞)、『フーコーの穴──統計学と統治の現在』(木鐸社)などがある。
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