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別冊できぬ/かたこり
¥500
作:かたこり ていねいな暮らしに憧れつつ、実践できない様子を綴ったZINE「できぬ」、別冊版です。 『栄養バランスが良く計画的で無駄がない ごはん ※できていません』
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できぬ 2025.05/かたこり
¥700
作:かたこり ていねいな暮らしに憧れつつ、実践できない様子を綴ったZINE「できぬ」、2025.05版です。
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できぬ 2025.03/かたこり
¥700
作:かたこり ていねいな暮らしに憧れつつ、実践できない様子を綴ったZINE「できぬ」、2025.03版です。
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くままでのおさらい ハンディ版/井上奈奈
¥1,760
絵と文:井上奈奈 出版社:ビーナイス 判型:A5判変形/32ページ 版元からの紹介: きみとわたしの さかいめは どこだろう? 綴じられているのは、祈りにも似た「やさしさ」が紡いだ物語。 他者との距離に想いを馳せながら生み出した子どもと一緒に読みたい哲学絵本
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トピーカ・スクール/ベン・ラーナー
¥3,190
著者: ベン・ラーナー 訳者: 川野 太郎 出版社: 明庭社 判型:四六版/378ページ 版元からの紹介: 2020年ピューリツァー賞最終候補作 「さて、これから一枚の写真を見せるので、ひとつお話を作ってもらいたい(…)この写真に写る人たちはなにを考えて、感じていると思う? まずは、なぜこのような場面に至ったのかを話してみてくれないか」 1997年、中西部カンザス州トピーカ。高校生のアダム・ゴードンは、恋人のあとを追って入り込んだ湖畔の邸宅がじつは見知らぬ他人の家だったことに気づいた。つかのま世界が組み替わり、アダムはその湖畔に立ち並ぶすべての家に同時にいる感覚に襲われる。同一性と、確からしさの崩壊。彼はすべての家にいたが、その家々の上空を漂うこともできた。 競技ディベートの名手であるアダムが、自分のスピーチのなかにみた暴力性。ともに臨床心理士のアダムの両親が紐解きはじめた、自らの記憶。母ジェーンの葛藤と彼女が闘ったトピーカの「男性たち」。父ジョナサンが心の奥底に隠した弱さ。言葉の限界にそれぞれの形で向き合う家族の語りに、アダムの同級生ダレンの声が織りこまれる。クラスにとってよそものだった彼を待つ事件。それは避けられなかったのか? そして、アダムが最後に選び取ったスピーチとは。 複数の声が時代を行き来しながら、米国の現在を照射する。『10:04』の作者が、知性と繊細さをもって共同体を描きだす、小説の新しい可能性。
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ロボットと蛾/ヴィータウテ・ジリンスカイテ、スタシス・エイドリゲーヴィチュス
¥1,980
作: ヴィータウテ・ジリンスカイテ 絵: スタシス・エイドリゲーヴィチュス 訳: 櫻井 映子 出版社: green seed books 判型:A5/32ページ 版元からの紹介: ロボットに心はあるの? 悲しくせつない愛の物語、リトアニアの至宝コンビの名作絵本が50年の時を経て、日本初邦訳! 世界で活躍するリトアニア出身、ポーランドを代表する奇才アーティスト・スタシスの出世作!! ソ連体制下のリトアニアに生まれた、時代と国境を超えて読み継がれる最高傑作ロボットと蛾の奇跡の愛の物語が、現代の日本によみがえりました。文明の産物である鉄のロボットと、自然の中に生きる感受性豊かな蛾。 闇と光が織りなす彼らの不思議な交流は、大切なものを失ったときの悲しみと、人間らしい希望が目覚める喜びによって、私たちの心をゆさぶり、深い感動をもたらします。(訳者:櫻井映子) 作/ ヴィータウテ・ジリンスカイテ(Vytautė Žilinskaitė) 1930年リトアニアのカウナス生まれ。詩人、散文作家、児童文学作家。『嘘つきの城』『ロボットと蛾』などの代表作は、リトアニア古典児童文学を代表する作品として各国語に翻訳されている。リトアニアの勲章を受章した他、国家賞、児童文学賞など、数々の文学賞を受賞。本作品が初邦訳となる。2024年93歳でヴィリニュスにて逝去。 絵/スタシス・エイドリゲーヴィチュス(Stasys Eidrigevičius) 1949年リトアニアのメディニシュケイ生まれ。ポーランド在住。出世作『ロボットと蛾』を始めとする傑作絵本の挿絵画家として高い評価を得た後、絵画、ポスター、オブジェ、版画、写真、演劇など、多方面で創作活動を展開し国際的に活躍している。リトアニアとポーランドの勲章を受章した他、各国から数々の賞を受賞。2024年パネヴェジースにスタシス美術館が開館。邦訳された絵本に『スノー・クイーン』『ながいおはなのハンス』など。 訳/櫻井映子(Eiko Sakurai) リトアニア語翻訳家。東京外国語大学・大阪大学リトアニア語講師。専門はリトアニア語学・リトアニア文学(文学博士)。ヴィルニュス大学留学を機にリトアニアの児童書の収集と研究に着手し、絵本の普及活動も行っている。リトアニアの勲章を受章。主な著書に『ニューエクスプレスプラス リトアニア語』『リトアニアを知るための60章』など。
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まちは暮らしでつくられる 神山に移り住んだ彼女たち/杉本恭子
¥2,200
著者:杉本恭子 出版社:晶文社 判型:四六判並製/380頁ページ 版元からの紹介: Life(活力、生命、生活、人生)の積み重ねによって風景が生まれている。それを再認識させてくれる本でした。 ──山崎亮(コミュニティ・デザイナー) 「この風景のなかに見えるほぼすべて、いつか誰かが手を使った仕事」── 清流・鮎喰川が流れる山あいのまち・徳島県神山町。このまちに10年近く通う著者と移住・Uターンした女性たちによるインタビューで編まれた「神山の生活史」。神山で暮らす彼女たちは、自らの手で自然と人間の関係をしなやかに結び直していく。また、彼女たちの日常のささやかな言葉は、「地方創生」「まちづくり」という大きな言葉を解きほぐす力がある。「まちは一人ひとりの暮らしでつくられている」というシンプルな事実に気づいたとき、誰もが自分の人生と暮らしを慈しみたくなる。 “インタビューをした女性たちは、一人ひとりの人生のなりゆきで神山に辿り着いていて、移り住んだ理由は一通りではありません。でも、ここに引き寄せられた根っこの部分は、どこか通じ合うところがあるようにも感じていました。(…)彼女たちがそれぞれの言葉で語る神山に耳を傾けるうちに、また神山の人たちとのつきあいが増えるにつれて、自分自身のあり方や暮らしについても問い直されていきました。”(「はじめに」より) 目次: はじめに 第一章 川を背骨にしたまち 第二章 山と人の暮らしをつなぐ 第三章 関係性をかきまぜるアート 第四章 神山の人たちに受け入れられて 第五章 「食べる」を真ん中に暮らす 第六章 育てるではなく、育つ場をつくる 第七章 まちのコモンズとなる場所 おわりに──一人ひとりの人生がこのまちをつくっていく 著者略歴: 杉本恭子(すぎもと・きょうこ) 大阪生まれ。同志社大学大学院文学研究科新聞学専攻修了。2009年より、京都を拠点にフリーランスのライターとして活動している。アジールになりうる空間、自治的な場に関心をもち、大学、寺院、NPO法人、中山間地域などをフィールドにインタビュー・取材を重ねている。著書に『京大的文化事典 自由とカオスの生態系』(フィルムアート社)がある。
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科学メガネ読本/池内了
¥1,870
SOLD OUT
著者:池内了 出版社:アノニマ・スタジオ 判型:ソフトカバー/320ページ 版元からの紹介: 宇宙物理学者・池内了が日常を科学的な視点で綴る 幅広い世代に向けて科学に関する多くの書籍を執筆してきた池内了さん。本書は、雑誌「BIG ISSUE」で連載をしている「池内了の市民科学メガネ」の連載100回を記念して80篇に再構成した科学エッセイ集です。 日常を科学的な視点で見て考えることの楽しさをコンパクトに、明快、痛快に伝え、科学の目で暮らしを見てみることで面白さや意外な視点を発見できる内容です。 「ビッグイシュー日本版」の人気連載「市民科学メガネ」を書籍化した全80篇の科学エッセイ。 誰かに話したくなる目からウロコのお話しが満載です。 目次: まえがき ◆1章 身体と脳の不思議 1 塩、その知られざる不思議な作用 2 熱中症と低体温症 3 涙は脳をリセットする 4 寒い朝、健やかな眠りのために 5 「時間栄養学」のすすめ 6 血圧と呼吸のリズムが同調するとき 7 「旨いものは別腹」って本当? 8 その美しさに感動する腸内フローラ 9 人の心を惹きつける香りの効能 人工的香りで化学物質過敏症 10 ガムを噛む効用 11 第三の脳、皮膚感覚 12 薄毛と抜け毛が気になっても 13 難聴は認知症を昂進する? 14 ほんわか、ほっこり入浴剤 15 笑いの効用と人間関係の調節 16 塗り絵が流行っているのはなぜ? 17 免疫力って、なに? 18 写真を見る視線にも東洋と西洋の文化の差 19 絵画における右と左 20 プラシーボ効果とノーシーボ効果 21 表情は遺伝する? ◆2章 動物と虫、生態系の謎 22 生物世界のシンクロ現象 23 働きアリの七割は怠け者 24 都会の小鳥が早口になっている? 25 異性を前にすると緊張する鳥 26 失恋したハエのやけ酒 27 モルフォチョウの神秘の輝き 28 色のマジック。驚くべきヤリイカの能力 29 ハサミムシの究極の子育て 30 ゴキブリの愛すべき側面 31 魚に多く含まれる、EPAとDHAの効能 32 霜降り牛と筋肉牛 33 シマウマの縞模様 吸血昆虫との攻防の証し 34 蚊が持つ驚異の能力 35 たくましい、海を渡るチョウ 36 数を数える動物 37 道具を使うイルカ 38 海の酸性化とクジラの受難 39 歌うクジラ 40 春先、三つの出合いの危機 ◆3章 植物と遺伝子とウイルス 41 野菜の鮮度を測る 42 リンゴの皮の輝き 43 バナナの歴史とクローンの弱点 44 古くから珍重されたユズ 45 薬になる身近な雑草 46 花咲か爺さんの灰の謎 47 素敵な花時計 48 町の雑草と田舎の雑草 49 花粉と種子を散布する植物の作戦 50 ゴマの力 51 ダイコンの上手な食べ方 52 香りマツタケ、味シメジ 53 第七の栄養素「フィトケミカル」 54 恐竜が愛したモクレン ◆4章 未来と社会と子どもとの関わり 55 可能性の錯覚 56 叱ることと褒めること 57 近いほど遠い、遠いほど近い 58 寝る子の海馬はよく育つ 59 フィルターバブルと情報の偏り 60 カマキリ占いとすばる占い 61 愛と数学を謳う短歌 62 年をとると時間が経つのが速いわけ 63 ピラミッドは古代の公共事業 64 「三項原理」のすすめ 65 アインシュタインの手紙 66 「女子大生の日」と三人の女性科学者たち 67 「不気味の谷」は乗り越えられるのか 68 日本の科学に未来はあるか 69 オスプレイ=未亡人製造飛行機のわけ ◆5章 月と宇宙と地球の未来 70 緑のオーロラは生命の証 71 貝殻の縞模様が語る地球の歴史 72 宇宙人が地球にやってこないわけ 73 宇宙が四次元であれば 74 夜空はなぜ暗い? 75 番頭さんの無限宇宙論 76 芭蕉は越後で天の川を見たのか? 天文学的芸術鑑賞法(その1)文学編 77 ゴッホの「星月夜」のテクニック 天文学的芸術鑑賞法(その2)絵画編 78 エオルスの竪琴と「もんじゅ」の事故 79 恒星は“核”の世界、惑星は“原子”の世界 80 遥かな宇宙から地球を眺めれば あとがき 著者略歴: 池内了(いけうち さとる) 1944年生まれ。宇宙物理学専攻。京都大学理学部物理学科卒業。同大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士(物理学)。名古屋大学及び総合研究大学院大学・名誉教授。著書『物理学と神』(講談社学術文庫)、『疑似科学入門』(岩波新書)、『科学の落し穴』『禁断の科学』(以上、晶文社)、『科学者心得帳』(みすず書房)、『科学の考え方・学び方』(岩波ジュニア新書)、『科学と人間の不協和音』(角川oneテーマ21)、など多数。
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閑な読書人/荻原魚雷
¥1,870
著者:荻原魚雷 出版社:晶文社 判型:四六判上製/256ページ 版元からの紹介: ずっと隠居にあこがれていた。できることなら浮世離れした人間になりたかった── 『古本暮らし』(晶文社)でのデビューから8年。フリー(ライ)ター道の心根を綴る待望のエッセイ集を刊行します。本の本であり、ニートのための本でもあり、そして昭和の文人魂も味わえる、珠玉の一冊。 目次: 第1章 フリーライター 第2章 古本の時間 第3章 魚雷の教養 第4章 男のまんが道 第5章 程よい怠惰 著者略歴: 荻原魚雷(おぎはら・ぎょらい) 1969年三重県生まれ。明治大学文学部中退。在学中から雑誌の編集、書評やエッセイを執筆。『sumus』同人。著書に、『古本暮らし』(晶文社)、『本と怠け者』(筑摩書房)、『書生の処世』『活字と自活』(本の雑誌社)。
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モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語/内田洋子
¥1,980
著者:内田洋子 出版社:方丈社 判型:四六並製・仮フランス装/オールカラー・350ページ 版元からの紹介: モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語 イタリア、トスカーナの山深い村から、 本を担いで旅に出た人たちがいた。 ダンテ、活版印刷、禁断の書、ヘミングウェイ。 本と本屋の原点がそこにある。
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簡素な生き方/シャルル・ヴァグネル
¥1,540
著者:シャルル・ヴァグネル 訳者: 山本知子 出版社:講談社 ページ数:266ページ 版元からの紹介: 100年前にフランスで生まれ、アメリカで100万部を突破した「うつくしい道徳」が、よみがえる。心を正す、簡素な生活とは? 精神の在り方とは? 人との接し方とは?今こそ読み直したい、心を正し、簡素に生きるための指針。 100年前にフランスで生まれ、アメリカで100万部を突破した「うつくしい道徳」が、よみがえる。 心を正す、簡素な生活とは? 精神の在り方とは? 人との接し方とは? 今こそ読み直したい、心を正し、簡素に生きるための指針。 フランス・シンプル思考の源流。 ○簡素の精神 簡素の本質とは、質素な服、住まい、ほどほどの暮らし、貧乏を指すのではない。 簡素な生活とはシンプルな暮らしではなく、あるがままの自分でいること。 人間の理想は、生活を生活そのものより偉大な宝物に変えること。 ○簡素な言葉 新聞をうのみにするな。記者は相食む蛇であり、仲間内で競争をしている。 事実ではなく利益になることを言う人の、単純化された話を信じてはいけない。 美しい言葉は着飾った奉公人のようなもので、奉公人本来の役目を果たさない。 ○簡素な義務 偉業に挑んで失敗した時ではなく、単純な義務を怠けたとき、人は魂を失う。 破産して「何一つ失うものはない」というときは、手元に残った破片を拾うこと。 窓ガラスが割れた時、犯人が見つかるまで割れたままにしておくのは愚かなこと。 ○簡素な楽しみ 戦場で一瞬、歌を口ずさむ兵士がいるように、困難のさなかにも喜びは見つかる。 喜劇を見て評論する知識人より、大笑いする庶民のほうが、楽しむことの達人。 悲しむ人に合わせて悲しい顔を作るより、その人が一粒の楽しみを見つける手伝いをせよ。 ・・・このほか、思想、欲求、ビジネス、人間関係、家庭、センスについて、いかに簡素であるべきかを提示。 *** 本書は著者が結婚式でしたスピーチがもととなっている。話に感動した列席者が出版社に勤めており、書籍化を提案。半年後にフランスで刊行された。 ルーズベルト大統領が「私たちが心に銘記すべきことをこれほど多く含んでいる書物は、私の知る限り他にはない」と絶賛したことでアメリカで100万部を超え、ヨーロッパでもさらに広く読まれた。
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スペクテイター(52号) 特集:文化戦争
¥1,100
発行:有限会社エディトリアル・デパートメント 版元からの紹介: 特集:文化戦争 人種差別、ジェンダー平等、同性婚などの社会課題をめぐって議論が沸騰し、ときには争いにまで発展することもある昨今の社会状況。経済不況やSNSの影響が大きいという見方もありますが、それだけではなさそうです。 ポリティカル・コレクトネス、キャンセル・カルチャー、WOKEなどの新語と共に、自分とは異なる立場や価値観をもつ相手を攻撃しあう〝文化戦争〟と呼ばれるこの状況は、いつ頃から、どのようにして始まったのか? 私たちは、いったい誰と、何をめぐって争っているのか? より分断が進んでいるといわれるアメリカの事例と歴史を振り返りながら、社会の二極化がすすむ理由や、保守・リベラルといった政治思想の対立軸のしくみを探ります。 特集:文化戦争 CONTENTS まんが「Riots IN USA アメリカの大学に台頭する息苦しい現実」 作画/芳川ミコ 原作/赤田祐一(編集部) 論考「PC論争と文化戦争」 文/高階悟 リベラルと保守のちがいがわかる政治思想入門 構成・文/桜井通開 図説 ひとめでわかるリベラルと保守のちがい 本テキスト提供/河野博子 画/藤本和也 サミー前田氏に聞く 三多摩に流れついた日本のロック 取材・構成/編集部 まんが「リベラルと保守──アメリカ政治の50年」 作画/関根美有 原作/赤田祐一(編集部) アメリカ政治思想の現在を理解するための読書案内 選書・文/桜井通開 漫画評論「WAKE UP! ふくしま劇画にウォークネスを発見せよ」 文/宇多川岳夫 図版協力/ふくしま政美 アメリカ政治思想史研究者・井上弘貴さんに聞く「日本人が知らないアメリカ保守」 取材・構成/鴇田義晴 ジャーナリスト・河野博子さんに聞く「“文化戦争”の起源と根底にあるもの」
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塗り絵ポストカードブック おしごとどうぶつ編/秦直也
¥990
著者:秦直也 出版社:河出書房新社 判型:A4変形/40ページ 版元からの紹介: ペンギンのお医者さん、モモンガのミュージシャン、カワウソの代筆屋、ハトのデザイナー、ウサギの小説家…おしごとする動物達を色とりどり、ユーモアたっぷりに描いた美しい16作品。 著者: 秦 直也 (ハタ ナオヤ) イラストレーター。1981年。大阪芸術大学建築学科卒業。書籍の装画や挿絵、CDジャケット、広告等を中心に活動。主に動物をモチーフとした作品を制作している。
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知性について/内田 樹
¥1,870
著者:内田 樹 出版社:光文社 判型:四六変・256ページ 版元からの紹介: 思想家・内田樹が紡ぐ25のエッセイ。インプットの方法、アウトプットの原則、学術の意味、複雑化する社会での教育、若い読者へのメッセージまで、知性の本質を縦横無尽に展開する。学問と実践、リベラルと保守、知性と宗教――対立するように見える概念の間を自在に行き来する内田哲学の真髄がここにある。混迷の時代を生き抜くための知の在り方を示し、現代人凝り固まった常識を打ち砕いてくれる一冊。
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ビールの自然誌
¥2,420
著者:ロブ・デサール、イアン・タッターソル 訳者:ニキリンコ、三中信宏 出版社:勁草書房 判型:四六・288ページ 版元からの紹介: ビールという扉の先に、こんな豊穣な世界が広がっていたなんて。人も動物も歴史も自然科学も泡まみれにして惹きつけるビールに乾杯! 切っても切れない関係の人類とビール。もはやビールは普遍的な文化そのものなのだ。古代の醸造法へ、人気のクラフトビールへ、著者二人があるときは史料を読みこみ、あるときは世界中を旅して迫っていく。ビールのことなら人類誕生前から現代社会まで、科学的解説とともにお届けする、面白くて意外なお話たちのはじまりはじまり。 目次: はじめに I 穀物と酵母──太古以来の名コンビ 1 ビール、自然、そして人間 2 古代のビール 3 醸造の歴史 4 ビール呑みの文化 II (ほぼ)当てはまるビール原論 5 ビールも分子でできている 6 水 7 大麦 8 酵母 9 ホップ III 快楽の科学 10 発酵 11 ビールと五感 12 ビール腹 13 ビールと脳 IV ビール造りのフロンティア今昔 14 ビールの系統樹 15 ビール復活請負人たち 16 ビール造りの未来 解説 枝葉を広げるクラフトビール──ドレスデンの街角から[吉澤和徳] 文献解題 索引
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あゝ、荒野/原作・寺山修司 劇画・バロン吉元
¥2,750
原作:寺山修司 劇画:バロン吉元 出版社:ヒーローズ 判型:A5変形判・ソフトカバー/256ページ 版元からの紹介: 舞台は1960年代の新宿。ケンカ自慢の新宿新次は喫茶店で見たポスターをきっかけに仁王ボクシングジムに入会。そこで出会った“バリカン”こと荒木繁は、無口で冴えない風貌ながらも超一流の腕っぷしで街のゴロツキたちをなぎ倒していく。寺山修司生誕90年の今、画業65年の巨匠・バロン吉元が描く“新宿アウトロー”の世界が、幕を開ける!
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ロバート・ツルッパゲとの対話/ワタナベアニ
¥1,980
著者:ワタナベアニ 出版社:センジュ出版 判型:240ページ 版元からの紹介: 君たちに足りないのは哲学だよ。知らんけど。 センジュ出版史上最速で3刷! 国内外で活躍を続ける写真家・アートディレクターのワタナベアニ氏による初著書。海外と国内とを行き来する著者による、この国の「哲学」について。「自分がしたいことを考えず、与えられたことだけをこなして自分を騙してしまう。これが哲学の不在です」と、著者はそう語ります。私達はいま、自分に正直に生きているでしょうか。“大人の幼稚さを通過して、もう一度純粋な子どもの目を取り戻”したい、そんなあなたへこの本を贈ります。哲学の世界へようこそ。 ワタナベアニ:1964年横浜生まれ。写真家・アートディレクター。広告プロダクション、株式会社ライトパブリシティ勤務を経て、独立。「45R」などのクリエイティブディレクションを手掛ける。日本テレビ『anone』ドラマポスターで日本広告写真家協会・優秀賞を受賞。雑誌・広告・ファッションカタログ、国内外での写真展を中心に活動。 ロバート・ツルッパゲとの対話 内容: 国内外で活躍を続ける写真家・アートディレクターのワタナベアニ氏による初著書。海外と国内とを行き来する著者による、この国の「哲学」について。「自分がしたいことを考えず、与えられたことだけをこなして自分を騙してしまう。これが哲学の不在です」と、著者はそう語ります。私達はいま、自分に正直に生きているでしょうか。“大人の幼稚さを通過して、もう一度純粋な子どもの目を取り戻"したい、そんなあなたへこの本を贈ります。哲学の世界へようこそ。 著者略歴: ワタナベアニ 1964年横浜生まれ。写真家・アートディレクター。広告プロダクション、株式会社ライトパブリシティ勤務を経て、独立。「45R」などのクリエイティブディレクションを手掛ける。日本テレビ『anone』ドラマポスターで日本広告写真家協会・優秀賞を受賞。雑誌・広告・ファッションカタログ、国内外での写真展を中心に活動
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みえないもの/イリナ グリゴレ
¥1,980
著者:イリナ グリゴレ 出版社:柏書房 判型:四六判/240ページ 版元からの紹介: 娘たちとの青森生活、故郷ルーマニアの記憶、フィールドで出会った女たちの魂──。 『優しい地獄』の著者が新たな地平を切り開く渾身のエッセイ。 斎藤真理子(翻訳家)推薦。
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いい匂いのする方へ/曽我部恵一
¥2,200
著者:曽我部恵一 出版社:光文社 判型:文庫判/176ページ 版元からの紹介: 涙が出そうになりますもん、生きてると 。 「好きなこと、素敵な予感のする方へ歩いてきただけだ」――イヤなことから逃げても、幸せに生きるやり方がある。やってみたら、自分のやり方が見つかる。みんなそれぞれ、性分に合った生き方をすればいい。ミュージシャン、カレー店オーナー、シングルファーザーとして人生。たっぷりの喜びと苦しみをつづった、16 年ぶり待望のエッセイ集。
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野鳥手帳 第2版 「あの鳥なに?」がわかります!
¥1,760
文・写真:叶内拓哉 イラスト:水谷高英 出版社:文一総合出版 判型:四六変型判/208ページ 版元からの紹介: 十数年ぶりに見直された新しい分類(日本鳥類目録改訂第8版)に対応。似ている鳥を見分けるための特徴はイラストで、実際の見え方や生息環境は写真を使って紹介するハンディサイズの野鳥図鑑。雌雄、成鳥・幼鳥、夏羽・冬羽など羽衣の違いをイラストで紹介。日本の野鳥244種を収録。野鳥が見つかる場所、観察におすすめの季節、見つけた鳥の検索表など、バードウオッチング初心者に必要な情報を充実させました。 ・この本の特長 日本で見られる244種(外来種を含む)の野鳥を、イラストと写真を使って紹介するハンディ図鑑です。 2024年に刊行された『日本鳥類目録改訂第8版』(日本鳥学会)に準拠。最新の分類に対応した構成です。 雌雄や年齢、季節による羽衣の違い、特徴的な生態を、精細かつ美しいイラストを使って解説します。 似ている野鳥を見わけるための特徴はイラストで、実際の見え方や生息環境は写真で確認することができます。イラストと写真、両方の良い面を取り入れた初心者向けの野鳥図鑑です。 多くの図鑑を執筆し、初心者向けの観察会や講演会の講師をつとめる野鳥写真家・叶内拓哉氏が、これまでの経験を生かし、初心者が疑問に思う、また興味を示す鳥の行動や習性、似ている鳥との区別点をていねいに解説しました。 35本のコラムでは、水浴びや羽づくろいなど、鳥たちの興味深い行動や習性を中心に、フンや足跡、古巣、美しい羽根などのフィールドサインまで、広く深く鳥にまつわる話題を取り上げました。 日本の特別天然記念物、天然記念物に指定されている野鳥をイラストで紹介しました。 「どこに行けば鳥が見られるのかがわからない」「どこを探せば良いのかわからない」という人のために、鳥が見つかるポイントを、市街地、農耕地、水辺、野山といった環境ごとに、イラストを使って詳しく紹介しました。 鳥の季節ごとの行動パターンや、その時期におすすめの観察場所を、1か月ごとに提案しました。野鳥カレンダーを参考に鳥見に出かければ、初めての人でも楽しくバードウオッチングの世界に入ることができます。 散歩のお供にも使えて、家でじっくり読んでも楽しいイラスト図鑑です。デザインはかわいらしく、中身は本格派の、これから野鳥を知りたい人におすすめの図鑑です。 軽量紙を使ったハンディ図鑑なので、散歩や通勤などの際にも邪魔になりません。 類書が多い野鳥図鑑の中でも、イラストによる図版をメインに、写真も併用した図鑑はありません。イラストは、個体差や光の加減を平均化して描くことでその鳥の特徴が見やすく、写真に比べて識別ポイントが明確で比較しやすという利点があります。さらに生態写真も一緒に掲載することで、実際のフィールドでの見え方や、背景の環境などの情報も読み取ることができます。これから鳥を覚えたい、バードウオッチングをはじめたい方におすすめの野鳥図鑑です。
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ムラブリ 文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと/伊藤雄馬
¥1,980
SOLD OUT
著者:伊藤雄馬 装丁:山田和寛+佐々木英子(nipponia) イラストレーション:黒崎威一郎 出版社:集英社インターナショナル 判型:四六判・ソフトカバー/256ページ 版元からの紹介: あなたの「ふつう」をひっくり返す 異端の言語学ノンフィクション 就活から逃げ出した言語学徒の青年は、美しい言語を話す少数民族・ムラブリと出会った。文字のないムラブリ語を研究し、自由を愛するムラブリと暮らすうち、日本で培った常識は剥がれ、身体感覚までもが変わっていく……。 言葉とはなにか? そして幸福、自由とはなにか? ムラブリ語研究をとおしてたどり着いた答えとは……? 【ムラブリとは】 タイやラオスの山岳地帯に暮らす少数民族。人口は500名前後と推測される。 「ムラ」は「人」、「ブリ」は「森」を指すため、「森の人」を意味する。タイ国内では「黄色い葉の精霊」とも呼ばれる。 かつては森のなかで狩猟採集をしながら遊動生活をしていたが、定住化が進んでいる。 ムラブリ語には文字がなく、話者数の減少にともない、消滅の危機にある「危機言語」に指定されている。言語学的に希少な特徴が複数確認されている。 ★高野秀行(ノンフィクション作家) 「不思議な本。ただ面白いだけでなく、別の世界にトリップしたような感覚に襲われる。」 ★川添愛(作家・言語学者) 「生きる力を削がれた現代人のために、言語学者に何ができるのか。その答えがここにある。」
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悲しい時だって、別に笑える 辛くても、お腹はすくし、喉は乾く/余白
¥1,400
著者:余白 表紙・絵:鶴来悠介 印刷:イワサキ出版印刷有限会社 サイズ:105×148(A6、文庫本サイズ) ページ:146P 4年間の日記と、掌編のようなエッセイ4篇を収録。
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酔う日々/余白
¥1,200
著者:余白 表紙・絵:鶴来 悠介 印刷:レトロ印刷 サイズ:138×190 ページ:60P 短編のようなエッセイ、7篇を収録。
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ゼリーのようなくらげ/髙田友季子
¥2,090
著者:髙田友季子 出版社:サウダージ・ブックス 判型:B6判変形/192ページ 版元からの紹介: 母が入院してから、夕食時に父がいないのは初めてだった。SNSを眺めながらドリアを口に運ぶ。相変わらず多くの人が怒っている。まともに国会で議論しない政府与党を批判する投稿にいいねをし、フェミニズムをテーマに作られた雑誌の宣伝をリポストする。スプーンが皿にあたる音が静かに響く。 (「金色のスープ」より) 五感に突き刺さる濃密な表現で女たちのやるせなさを突きつけてくる本書を読んでいると、おぞましいもの、厭わしいものをこそ真っ向から見据えろ、と叱咤される気がする。 推薦=小竹由美子(翻訳家) 読みながら登場人物たちの人生に思いを馳せると同時に、読者としての自分の人生も否応なしに続いていくという事実に圧し潰されそうになった。傑作だと断言できる。 推薦=岸波龍(機械書房) 閉じこもる者たちの、閉じているゆえの破綻——。地方の町を舞台に、恐れ、怒り、無力感を抱えながら生きる女性たちのリアルを、繊細な筆致で描く4つの短編小説。徳島在住、三田文學新人賞佳作を受賞した注目の作家による初の小説集。