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心臓/奥田亜紀子
¥770
『心臓』 著者:奥田亜紀子 出版社:リイド社 判型:四六版 版元からの紹介: 中学生の切実な日常を真正面から描き切った大傑作『ぷらせぼくらぶ』から六年。 奥田亜紀子の原点と現在地を収録した作品集がついに刊行。 ページが光っているような眩いトーンワークが照らし出す心の深いところ。 吹き溜まりだと感じていた場所にあったのは、思いのほかに美しいものなのかもしれない。 どこまでも繊細な才能が、鋭く研ぎ澄まされた感性で描く私たちのドラマ。
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喫茶おじさん/原田ひ香
¥1,650
『喫茶おじさん』 著者:原田ひ香 出版社:小学館 判型:四六版 版元からの紹介: 松尾純一郎、バツイチ、57歳。大手ゼネコンを早期退職し、現在無職。 妻子はあるが、大学二年生の娘・亜里砂が暮らすアパートへ妻の亜希子が移り住んで約半年、現在は別居中だ。 再就職のあてはないし、これといった趣味もない。ふらりと入った喫茶店で、コーヒーとタマゴサンドを味わい、せっかくだからもう一軒と歩きながら思いついた。趣味は「喫茶店、それも純喫茶巡り」にしよう。東銀座、新橋、学芸大学、アメ横、渋谷、池袋、京都──「おいしいなあ」「この味、この味」コーヒーとその店の看板の味を楽しみながら各地を巡る純一郎だが、苦い過去を抱えていた。妻の反対を押し切り、退職金を使って始めた喫茶店を半年で潰していたのだ。 仕事、老後、家族関係……。たくさんの問題を抱えながら、今日も純一郎は純喫茶を訪ねる。『三千円の使いかた』で大ブレイクの著者が描く、グルメ×老後×働き方!
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わたしの知る花/町田そのこ
¥1,870
『わたしの知る花』 著者:町田そのこ 出版社:中央公論新社 判型:四六版 版元からの紹介: 「あんたは、俺から花をもらってくれるのか」 虫も殺せぬ優男、結婚詐欺師……? 77歳で孤独死した老人の、誰も知らない波瀾に満ちた意外な人生とは? 『52ヘルツのクジラたち』町田そのこの新作は、一人の男と美しい花を巡る物語。
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家族の味/平野レミ
¥1,540
『家族の味』 著者:平野レミ 出版社:ポプラ社 判型:四六版変形 版元からの紹介: 結婚は、わたしの料理の腕を上げました。 子どもが生まれたことは、食べ物を真剣に考える糸口になりました―― 平野レミさんがはじめて料理を作った思い出から、和田誠さんとのなれそめや子育て方針まで、家族と料理への愛情がぎゅっと詰まったエッセイ集。29品のオリジナルレシピに加え、夫・和田誠さんとの対談、阿川佐和子さん、清水ミチコさんとの鼎談も収録。
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おいしい子育て/平野レミ
¥1,540
『おいしい子育て』 著者:平野レミ 出版社:ポプラ社 判型:四六変型判 版元からの紹介: 今までに食べた最高のごちそうは、長男出産後の産院のおにぎり。 はじめて母になった幸せのおいしさだったんです―― 幼少期のふたりの息子さんとの思い出から、育児と仕事との付き合い方やレミさん流の料理哲学まで、子育てと料理の喜びがたっぷり詰まったエッセイ集。47品のオリジナルレシピに加え、上野樹里さん、和田明日香さんとの「和田家の嫁姑鼎談」も収録。
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「犬の看板」から学ぶ いぬしぐさ25選
¥660
『「犬の看板」から学ぶ いぬしぐさ25選』 出版社:小鳥書房 版元からの紹介: 文学フリマ東京で好評、愛犬家必見! 小鳥書房のWEB連載「犬の看板探訪記」スピンオフ企画です。 "「犬のフンを持ち帰ろう」といった文言で美化啓発をうながす「犬の看板」は、各市区町村に掲示されており、種類も豊富なため、たくさんの犬に出会うような興奮がある――。犬の看板探訪の世界へようこそ!" 「たいていの時間、犬のことを考えている」という小説家・太田靖久さんが犬の看板のDOGモたちの「しぐさ」を読み解きます。プロローグでは、「いぬしぐさ」のたしなみ方を提案。そしてインタビューでは創作と犬の看板探訪の関係について触れています。そして、写真家・金川晋吾さんの犬写真を3枚収録。おそらく世界初のリアルワンちゃんと犬の看板のDOGの共演が楽しめます。 小説家の頭の中を覗き、日常の楽しみを発見する1冊、ぜひご一読ください。
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いいなアメリカ/ジョンとポール
¥1,430
『いいなアメリカ』 著者:ジョンとポール 出版社:誠光社 判型:四六版変型 版元からの紹介: シンプルなようでいて複雑なソングライティング、 シニシズムと背中合わせの優しさ、 ジャーナリスティックなお伽話。 ランディ・ニューマンの歌を、訳し、唄い、解釈したら見えてきた、哀しくも素敵なアメリカ。 当店ウェブサイト「編集室」よりの単行本、「誠光社同時代文庫」の第二弾は、広島在住のミュージシャン、ジョンとポールが、アメリカのシンガーソングライター、映画音楽家、ランディ・ニューマンの楽曲を、訳し、解釈し、歌い、解説したハイブリッドな一冊。著者による、原曲のノリを損なわず日本語に移し替えた抄訳詞に、その背景を綴ったコラムを掲載。各ページにはQRコードを付し、その楽曲をジョンとポールが演奏した動画にリンク可能。歌の意図と背景を知りつつ、日本語詞で自然に耳にすれば、このシニカルな巨人の本当の魅力が身近なものに感じられるはず。 わたしたちの知らないアメリカ文化を、テキストと演奏で体感するこれまでにないコラム集です。 デザインは水本アキラ、イラストはおおきなお。
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和田夏十の言葉/梶谷いこ
¥1,430
『和田夏十の言葉』 著者:梶谷いこ 出版社:誠光社 判型:四六判変型 版元からの紹介: 「何考えてるの」「なんにも」「私はいっぱい考えてる」 ——映画『黒い十人の女』より 当店ウェブサイト「編集室」上の連載『和田夏十の言葉』が一冊にまとまりました。 夫市川崑作品を始めとする数々の名作を手掛けた脚本家であり、子育てや、家族観、ジェンダー意識においても、彼女が活躍した戦後〜高度経済成長の日本においては先進的な感覚を持っていた和田夏十。彼女を敬愛する著者梶谷いこが、その言葉から、日々の暮らしの中でつまづく違和感や発見について思索を深め、展開していく10本(+1)のエッセイ。声高に叫ぶ以前に強く感じ、考える。そんな意志の籠もった、静かに熱い言葉の数々。 家族のこと、母親のこと、愛するということ、日々の暮らしの瑣末事。 「イズム」未満の違和感や気づきを、論説になりきらない思索の数々を、昭和の名脚本家の言葉に重ね合わせ綴った令和の名随筆ここに。
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喫茶店のディスクール/オオヤミノル
¥1,870
『喫茶店のディスクール』 著者:オオヤミノル 出版社:誠光社 判型:四六判変型 版元からの紹介: われわれは一体誰と契約をしているのか? SNSとグルメサイト、クラウンドファンディングとポイントカードに骨抜きにされた消費者万能の暗黒時代に模索する「いい店」の条件。自身の迷走を振り返りつつ、犬の目線で語る、経済、仕事、メディアにコミュニティ。金言だらけの与太話再び。 京都出身の焙煎人であり、京都[KAFE工船]、倉敷[カフェゲバ]などのカフェを営む著者が、街場の語り口で考える、この時代いかにして「いいお店」が成立するか。 情報消費、権威主義、労働者と消費者の物象化と疎外、シェアという名の労働力搾取まで、昨今の小商いにまで侵食する不可解な現象を、社会契約論にまでさかのぼり、共有地、贈与、ローカルなど広範囲にわたるキーワードとともに考察した、痛快かつ深い喫茶・小商い論。
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土を喰う日々―わが精進十二ヵ月―/水上勉
¥693
『土を喰う日々―わが精進十二ヵ月―』 著者:水上勉 出版社:新潮社 判型:文庫 版元からの紹介: 著者は少年の頃、京都の禅寺で精進料理のつくり方を教えられた。畑で育てた季節の野菜を材料にして心のこもった惣菜をつくる――本書は、そうした昔の体験をもとに、著者自らが包丁を持ち、一年にわたって様様な料理を工夫してみせた、貴重なクッキング・ブックである。と同時に、香ばしい土の匂いを忘れてしまった日本人の食生活の荒廃を悲しむ、異色の味覚エッセーでもある――。
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千年の読書 人生を変える本との出会い/三砂慶明
¥1,980
SOLD OUT
『千年の読書 人生を変える本との出会い』 著者:三砂慶明 出版社:誠文堂新光社 判型:四六版 版元からの紹介: 「シェイクスピアはマーロウがいなかったら、マーロウはチョーサーがいなかったら、チョーサーは無名の詩人たちが道を拓き、生のままの粗野な言葉づかいを直していなかったら書けなかった」―ヴァージニア・ウルフ 私たちが何気なく本屋で手に取る一冊は、実は人類の悠久の歴史と地下水脈のようにつながっています。 そして私たちが千年前に書かれた『源氏物語』に共感したり感動したりできるのは、「本」というメディアが存在するからです。 本には人の人生を変えるほどの力があります。俳優を目指していた著者の友人は、サン・テグジュペリの『夜間飛行』を読み、パイロットになることを決意しました。 本書は、人気イベント兼冊子「読書の学校」発起人であり、梅田 蔦屋書店で人文コンシェルジュを務める書店員・三砂慶明氏による、とてもパーソナルで、それゆえに普遍的な、本をめぐる考察。 なぜ、本には人生を変えるほどの大きな力があるのか。 そしてどうしたらそんな本に出会うことができるのか――。 雑誌「サンガジャパン」に2016年から5年間連載した内容を凝縮し、さらに大幅に加筆しました。 「生きづらさ」「働き方」「お金」「食」「幸福」「死」といったテーマで各章を構成。 250冊を超える古今東西のおもしろい本を縦横無尽に紹介する読書エッセイ。 本を通した世界の見方、そして「人生を変える一冊」に巡り合うためのヒントを紹介します。
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あらゆることは今起こる/柴崎友香
¥2,200
『あらゆることは今起こる』 著者:柴崎友香 出版社:医学書院 判型:四六版 医学書院の「シリーズ ケアをひらく」 版元からの紹介: 眠い、疲れる、固まる、話が飛ぶ、カビを培養する。それは脳が励ましの歌を歌ってくれないから?──ADHDと診断された小説家は、薬を飲むと「36年ぶりに目が覚めた」。私は私の身体しか体験できない。にしても自分の内側でいったい何が起こっているのか。「ある場所の過去と今。誰かの記憶と経験。出来事をめぐる複数からの視点。それは私の小説そのもの」と語る著者の日常生活やいかに。SFじゃない並行世界報告!
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生物と無生物のあいだ/福岡伸一
¥968
『生物と無生物のあいだ』 著者:福岡伸一 出版社:講談社 判型:新書 版元からの紹介: 生命とは、実は流れゆく分子の淀みにすぎない!? 「生命とは何か」という生命科学最大の問いに、いま分子生物学はどう答えるのか。歴史の闇に沈んだ天才科学者たちの思考を紹介しながら、現在形の生命観を探る。ページをめくる手が止まらない極上の科学ミステリー。分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色がガラリと変える!
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数学する身体/森田真生
¥649
『数学する身体』 著者:森田真生 出版社:新潮社 判型:文庫 版元からの紹介: 数学はもっと人間のためにあることはできないのか。最先端の数学に、身体の、心の居場所はあるのか――。身体能力を拡張するものとして出発し、記号と計算の発達とともに抽象化の極北へ向かってきたその歴史を清新な目で見直す著者は、アラン・チューリングと岡潔という二人の巨人へと辿り着く。数学の営みの新たな風景を切りひらく俊英、その煌めくような思考の軌跡。小林秀雄賞受賞作。
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泉鏡花きのこ文学集成/飯沢耕太郎編
¥2,970
『泉鏡花きのこ文学集成』 編者:飯沢耕太郎 出版社:作品社 判型:四六版 版元からの紹介: 「牛肉のひれや、人間の娘より、柔々(やわやわ)として膏(あぶら)が滴る……甘味(うまい)ぞのッ」 “世界に冠たる「きのこ文学」作家”泉鏡花の8作品を集成! 『原色日本菌類図鑑』より、190種以上のきのこ図版を収録! その魅力を説く「編者解説 きのこ文学者としての泉鏡花」付! お姫様は茸(きのこ)だものをや。 紅茸と言うだあね、薄紅(うすあこ)うて、白うて、美い綺麗な婦人(おんな)よ。 山路はぞろぞろと皆、お祭礼(まつり)の茸だね。坊様も尼様も交ってよ、尼は大勢、びしょびしょびしょびしょと湿った処(ところ)を、坊主様(ぼんさま)は、すたすたすたすた乾いた土を行く。湿地茸(しめじたけ)、木茸(きくらげ)、針茸、革茸(こうたけ)、羊肚茸(いぐち)、白茸、やあ、一杯だ一杯だ。 初茸なんか、親孝行で、夜遊びはいたしません、指を啣(くわ)えて居るだよ。……さあ、お姫様の踊がはじまる。(「茸の舞姫」より)
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ちゃんと食べとる?/中本忠子
¥1,540
『ちゃんと食べとる?』 著者:中本忠子 出版社:小鳥書房 版元からの紹介: 【「広島本大賞2018 ノンフィクション部門受賞作品】 NHKスペシャルで放送され大反響を呼んだ、広島の「ばっちゃん」の日常が、 はじめて料理詩集になりました。 多くの子どもたちから慕われる保護司(更生を助け、犯罪防止のための保護観察を行う仕事)である中本忠子さん。 中本さんのもとに通う子どもたちは皆、中本さんのことを、親しみを込めて「ばっちゃん」と呼びます。 「ごはんをお腹いっぱい食べときさえすれば悪いことはしないっていうのが、わたしの理論なんよ」 そう語るばっちゃんは、毎日欠かさず、居場所のない子どもたちにごはんを作り続けています。 そんなばっちゃんの料理レシピと、いつも伝えている短い言葉を、写真とともに綴ったのが本書。 子どもたちとばっちゃんの日常を、ありのままに描いたドキュメンタリー写真詩集です。 巣立っていった子どもたちも、ページをめくると、厳しくも愛情深いばっちゃんの姿をありありと思い出すでしょう。
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ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活
¥2,200
『ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活』 出版社:小鳥書房 判型:四六版 版元からの紹介: 「部屋は、言葉を話すわけじゃない。でもありったけの息を吸って暮らすわたしたちを、静かに見守ったり叱ったりしているのかもしれない。 記憶も匂いもそこに残って、見慣れたはずの毎日の隙間に、あの恋やあの会話、さみしさ、まばゆさが染みついている。」 (「はじめに」より) きっと部屋にはそのひとそのものが表れる。意図した部屋でも、無防備な部屋でも。ほかの誰かと暮らす部屋ではない、ひとり暮らしの部屋ならなおさら。 そんな思いから、市井で生きる人たち100人に声をかけ、ひとり暮らしの部屋にまつわるエッセイを書いていただきました。部屋全体が写る写真と、お気に入りのものを写した写真も載せています。 私たちは、それぞれの部屋に流れる時間を想像しながら、この本を編集していました。 ひとり暮らしを始めたばかりの部屋、停滞と安堵が漂う部屋、その人の歴史が詰まった部屋、誰かの気配が残る部屋、これから先の長い時間が見えるような部屋…… それぞれの部屋の中に誰とも違う生活がある、ただそれだけのことなのに、100人分の暮らしの営みがこうして綴じられていることが、どうしてか心強く感じられます。 エッセイを書いてくださった方の中には、引っ越しをした人もいるし、今はひとりで暮らしていない人もいます。ひとり暮らしは突然始まったり終わったりする。ひとり暮らしでもそうじゃなくても、生活は形を変えながら続いていく。 だからこれは、とある時期に偶然そこにあった生活の、記録集のようなものです。 「ワンルームワンダーランド」といいながら、1Rのみならずさまざまな間取りの部屋を載せています。 小さなひとつの部屋(ワンルーム)から、限りない未来が広がっていきますように。
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本屋夜話 「小鳥書房文学賞」詞華集
¥1,540
『本屋夜話』 「小鳥書房文学賞」詞華集 出版社:小鳥書房 版元からの紹介: 【小さな本屋による世界一身近な文学賞】 小さな出版社であり、まちの本屋でもある小鳥書房による「小鳥書房文学賞」。 2020年5月〜11月の募集期間を経て、167点もの作品が届きました。 ショートショート的作品から純文学的作品まで、「とり」文学の力作が勢ぞろい。 作者の思いを想像しながら、ひとつひとつ、一字ずつ受けとめる。 そうやって読んでいたら、本来10作品を選ぶはずが、どうしても絞りきれずに全12作品となってしまいました。 巻頭と巻末には、小鳥書房の本屋の写真を載せました。 夏の夜の小鳥書房。秋の夜の小鳥書房。 移ろう季節を本屋として過ごしながら、 出版社として、この本の編集を続けてきました。 作品と向き合う日々は、私たちにとっても幸せな時間でした。 こうしてようやく完成した『本屋夜話「小鳥書房文学賞」詞華集』が、 手にとってくださるみなさんに、お楽しみいただけますように。
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モノポの巣/山田和明
¥2,530
『モノポの巣』 著者:山田和明 出版社:小鳥書房 判型:B5変型、外箱つき 版元からの紹介: 森じゅうの小えだをひとりじめして、 ほかの鳥たちにいじわるばかりしていたモノポは、 気づいたら、おおきな巣のなかで、ひとりぼっち。 あらしがやってきたつぎの日、 モノポは森の鳥たちに、1通の手紙を書きました—— イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に3度入選! 世界中の子どもたちから愛される作品を描く作者による、 詩集のように美しい絵本がうまれました。 たった1通の「手紙」が、仲間のあたたかさをおしえてくれる。 子どもからおとなまで、ひろい世代の心に響くものがたり。 この冬、一番大切な人への贈りものにどうぞ。 ひとりじめすることに疲れたり、 言いたいことをうまく伝えられなかったり、 後悔を抱えながら生きていたり。 そんなおとなにこそ読んでほしい。 子どものための絵本であり、おとなのための絵本です。
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【サイン本!】夏葉社日記/秋峰善/秋月圓
¥1,650
『夏葉社日記』 著者:秋峰善 出版社:秋月圓 判型: B6文庫 / 上製本ハードカバー ページ数:200ページ 定価:1,500円+税 刊行日:2024年3月26日 ※サイン本、再入荷しました! ※※サインは、以下4種類です。在庫切れの場合もございますので、ご指定ある場合は、第1希望から第3希望まで記載いただけますようお願いいたします。 ①漢字 ②漢字+ハングル ③ハングル筆記体 ④ひらがな 版元紹介より: 「師匠への長い長いラブレター」 出版社2社から「戦力外通告」を受けたぼくには行き場がなかった。藁にもすがる思いで、夏葉社に電話をかけ、手紙を書いた。幸運なことに、憧れのひとり出版社・夏葉社で約1年間、代表の島田潤一郎さんと働くことになる。そんな宝物の日々をここに綴る。 第2の青春、再生の物語。
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やさしいせかい/関根 愛(せきね めぐみ)
¥1,430
『やさしいせかい』 著者:関根 愛(せきね めぐみ) 表紙/挿絵:mochida ancoro 印刷/製本:株式会社イニュイック 版元からの紹介: 愛がひっくり返ったまま生きて死ぬ生き方と ひっくり返らないようふところに温めて ふるえながら生きていこうとするのと 私には、どちらかえらべるだろうか やさしさとはなんだろう。ほんとうにやさしいとは、どういうことだろう。やさしかったせかいの記憶と、やさしくできなかったせかいがほんとうはどんなせかいでありたかったのかの告白をのこしておくために書き下ろした31の掌篇が、新版となって刊行。
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【初回特典ステッカー付!】その日暮らし/坂口恭平
¥1,760
『その日暮らし』 著者:坂口恭平 出版社:palmbooks 判型:四六版 ※初回特典ステッカー付き! 版元からの紹介: ずっと向き合えずにいた寂しさの正体がわかったことで、 僕ははじめて、自分を信頼できるようになった。 コロナ禍にはじめた畑。熊本の土地とたいせつなひとたちとの出会い。うれしさも苦しさも分かち合える家族との昼夜をへて、僕は自分のなかにいた、もうひとりの大事にすべき存在と出会った。日々を綴るエッセイの先に待つ、あらたな境地へといたる生の軌跡。
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細部に宿る/梶谷いこ
¥1,650
『細部に宿る』 文・発行:梶谷いこ 判型:文庫 ページ数:152頁 版元からの紹介: 傷だらけのステンレスボウル、まだ名前を知らなかった頃のナムルの味、エビと地理、「全人代」の茶杯、早起きして体を動かすことで得られるもの。コロナ禍に経験した隔離生活を経て、再発見された暮らしの細部への愛着。見過ごされがちな日常への鋭利な洞察によりすくい上げられる、息をするために必要な、最低限の営みを見つめ直す十九編。 日常の「細部」にまつわるエッセイ19編を文庫本のスタイルでまとめた一冊です。 前半は11編をほぼ書き下ろし、後半は「梶谷いこのホームページ」に掲載してきた「当用雑記」に加え、新たに書き下ろしたものを含め8編のエッセイを収録しています。
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あったらいいはなくてもへいき/梶谷いこ
¥1,760
『あったらいいはなくてもへいき』 文・写真・デザイン・発行:梶谷いこ 判型:182mm × 128mm ページ数:86頁 「年を取って40歳の手前になり、いま手元に残っているのは、もしなくしたら、平気ではいられないものばかりだ。」(本文まえがきより)