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今日は昨日のつづき どこからか言葉が/谷川俊太郎
¥1,760
SOLD OUT
著者:谷川俊太郎 出版社:朝日新聞出版 判型:四六版/104ページ 版元からの紹介: おめでたいマンネリズム / 自分さん / 宇宙のマトリョーシカ / ある墓碑銘 / そうなんだよ / 何事もなく / どうして信頼する女友達に / つなぐ ほどく / 黙る / 秋のアジサイ / わざわざ書く / 知らずに会ってる / み / 二月 / 夜よ来い / また朝 / 心の貪欲 / 違う / いい天気 / 午後 / あ いるんだ / 更地をみつめる / ひび / 今という時 / テレビの前 / のどか / 滞在記録2023 / 今年ももう春 / いのち / 秋のような春 / 山 / お帰りなさい / 夕方 / 未完 / 広々とした大通り / 転ぶ意見は言わずに / 二月の午後 / 桜並木の手入れ / 路地 / 卒寿 朝 / 昼寝 / 五里霧中 / 満腹空腹 / 和室 / 思うだけ / 感謝
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世界は一冊の本 definitive edition/長田弘
¥880
著者:長田弘 カバー画:田中紗樹「存在の合図」 カバーデザイン:鈴木成一デザイン室+宮本亜由美 出版社:ちくま文庫/筑摩書房 判型:文庫判/144ページ 版元からの紹介: 詩人・長田弘がのこした祈りと鎮魂の傑作詩集。 「人生という本を、人は胸に抱いている。」――没後10年。詩人・長田弘がのこした祈りと鎮魂の傑作詩集、待望の文庫化。解説 岡崎武志 本を読もう。もっともっと本を読もう。世界という名の一冊の本を。「書かれた文字だけが本ではない。日の光り、星の瞬き、鳥の声、川の音だって、本なのだ」本を読みながら、私たちはあまりに多くの人と、言葉と、景色と出会い、別れていく。友の魂へ、母の魂へ、あるいは遠く離れた異国の魂へ。詩人がのこした祈りのための、そして人生を読み解くための傑作詩集。 解説 岡崎武志 目次: 誰でもない人 人生の短さとゆたかさ 立ちどまる ことば ファーブルさん なあ、そうだろう 友人の死 役者の死 青函連絡船 詩人の死 無名の死 父の死 母を見送る 黙せるもののための 十二人のスペイン人 嘘でしょう、イソップさん 五右衛門 世界は一冊の本 おぼえがき 解説 岡崎武志
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【サイン本】詩歌文集 欅になれる気がしている/うっかり
¥1,760
著者:うっかり 栞文:西崎憲 装画・挿画:片桐水面 出版社:百匹ブックス 判型:新書判・並製/242ページ 版元からの紹介: 徳島在住の俳人・うっかりの俳句、散文、短歌、詩を集成した初作品集。 永き日や僕は地球で死ぬだろう 打水をやめてくださるまた歩く 徳島在住、俳人でありながら小説「湿り」で阿波しらさぎ文学賞徳島新聞賞を受賞するなど、幅広いジャンルの文芸で活躍する うっかり。生活に立脚しながら、どこかポッカリと宙に浮いたような作風が大きな魅力です。初作品集である本書は、俳句310句あまりのほか、散文、短歌、詩を収録した全集的な内容となっています。 [収録作品] 俳句 312句 エッセイ「なにか三十七歳」 小説「湿り」(第五回阿波しらさぎ文学賞徳島新聞賞受賞作) 小説「人魚、歩く」 短歌連作「蜂蜜」 詩 7篇 著者プロフィール: うっかり 1982年徳島県小松島市生まれ。徳島市在住。2015年夏至より句作開始。第2回全国俳誌協会新人賞準賞。第10回、13回、14回北斗賞佳作。第1回ブンゲイファイトクラブ本選出場。第17回とくしま文学賞俳句部門優秀賞。第五回阿波しらさぎ文学賞徳島新聞賞。第21回とくしま文学賞現代詩部門最優秀賞。ひまわり会員。奎同人。俳人協会会員。現代俳句協会会員。徳島文学協会会員。七曜短歌会同人。すだち句会代表。一枚の本店主。2020年、原英より改名。
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航海記/赤井都
¥2,420
著者:赤井都 訳者:スワスティカ・ハルシュ・ジャジュ 出版社:山小屋ブックス 判型:B6変形判/ 80ページ 版元からの紹介: 先へ先へ、 漕いでいけばいいのです── どこかの海で、ひとりの人が書き残した、ある航海の記録。 豆本作家・赤井都が紡いだ、短くも鮮烈な物語。 2016年に限定30部で制作された豆本が、ついに単行本として生まれ変わります。 主人公である「私」は、どこかの海でひとり舟を漕いでいます。 あるとき、同じように舟を漕ぐ誰かの気配を感じ、 「おおい」「おおい」と呼びかけ合いながら、しばらく並走して同じ時を過ごします。 しかしやがて、また「私」はひとりに戻る── それでも漕ぎ続ける、小さな舟の航海の物語です。 人生における出会いと別れ、哀しみと希望。 それらを鮮やかに描きながら、この物語は、 「私」として生きる自由や孤独、そして限りある命を、ありのままに祝福します。 海の色のように、読むたびに景色を変える── 果てない魅力を湛えた、静かで深い一冊です。 本書は、日本語と英語の日英併記。 表紙からは日本語、裏表紙からは英語で読み進められる構成になっています。
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命の部首/久永草太
¥2,420
著者:久永草太 出版社:本阿弥書店 版元からの紹介: 第34回歌壇賞受賞作家の第1歌集。跋・伊藤一彦。栞・吉川宏志、石井大成、俵 万智。 ◎第69回現代歌人協会賞受賞 ◎第31回日本歌人クラブ新人賞受賞
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さよならのあとで/ヘンリー・スコット・ホランド
¥1,430
著者: ヘンリー・スコット・ホランド 絵:高橋和枝 装丁:櫻井久 出版社:夏葉社 判型:四六判・上製/120ページ 版元からの紹介: 死はなんでもないものです。 私はただ となりの部屋にそっと移っただけ 百年前のこの一編の詩に、絵本作家の高橋和枝さんが、二年の時間を費やして、一八枚のイラストをそえました。 死別のかなしみをいやす、特別な一冊。
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詩のこころを読む/茨木 のり子
¥1,089
『詩のこころを読む』 著者:茨木 のり子 出版社:岩波書店 判型:224ページ 版元からの紹介: いい詩とは、ひとの心を解き放つ力をそなえているばかりか、生きとし生けるものへのいとおしみの感情をも誘いだしてくれます。詩人である著者が、その心を豊かにしてきた詩の宝箱の中から忘れがたい詩の数々を選びだし、情熱をこめて語ります。ことばの花々にふれてみなさんは、きっと詩の魅力にとらえられるでしょう。
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増補版 町合わせ/多宇加世
¥2,500
『増補版 町合わせ』 著者:多宇加世 出版社:百匹ブックス 判型:A5変型/144ページ(うち増補20ページ) 版元からの紹介: 多宇加世の第二詩集『町合わせ』(2022年、私家版)をリニューアルした増補版を、新レーベル「百匹ブックス」より刊行。 第一詩集『さびていしょうるの喃語』を経て、『町合わせ』では酒田の郷土史や血縁といった自身の内側に照射された世界を舞台に「私」をめぐる詩的冒険が繰り広げられます。第二部は東京都板橋区の劇場「サブテレニアン」でパフォーマー・濱田明李が上演した共働作品で構成。増補版ではさらに9編を追加収録しました。 多宇加世(たう・かよ)山形県酒田市出身。既刊に『頬杖のヒュー風』(惑星と口笛ブックス)、『山越え』(しろねこ社)、『夜にてマフラーを持っていく月が』(絵・岸波龍 双子のライオン堂出版部)など。
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ここに素敵なものがある/リチャード・ブローティガン
¥2,200
著者:リチャード・ブローティガン 訳者:中上哲夫 出版社:百万年書房 判型:四六変/112ページ 版元からの紹介: かなしくてさびしくて優しい人に。 詩のささやきが放つ色気にすっかりやられてしまった。不幸せな者、それでいてどうしようもなく優しい者だけが持つ、強烈な色気。ささやきでしか、本当のことは語れないのかもしれない。(向坂くじら・詩人) 『西瓜糖の日々』が文庫化されたのが2003年。大学1年生だった私はブローティガンに大いに影響を受け、物語るように歌詞を書くようになった。狂気を語る穏やかな声は、きっと今も遠くまで響くことだろう。(高城晶平・cero) リチャード・ブローティガン(『アメリカの鱒釣り』『西瓜糖の日々』)、新訳詩集。