
裏庭のまぼろし 家族と戦争をめぐる旅/石井美保
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著者:石井美保
絵:イシイ アツコ
出版社:亜紀書房
判型:四六判/並製/260ページ
版元からの紹介:
【推薦】武田砂鉄さん(ライター)
歴史は常に今を問いかけてくる。
聞かれるのを待っている声は、
誰のもとにも在るのかもしれない。
戦地から届いた当時の手紙は、想像もつかなかった戦時中の暮らしを生き生きといまに甦らせた。
家業を「不急不要」とされ、祖父は軍事研究の道へ。
大叔父は若き陸軍将校としてアジア各地を転戦し、沖縄へ──。
人類学者が、自身の家族史をひもときながら、その足跡を訪ねて紡ぐ、等身大の〈昭和と戦争〉。
目次:
01 裏山のほとりで
02 蔵の中
03 科学と動員
04 水底の魚
05 縁側の椿
06 絹糸のひかり
07 オルガンの歌
08 埠頭にて
09 遠い島影
10 月と海鳴り
11 物語の外で Ⅰ
12 物語の外で Ⅱ
13 竹林と夕星
14 雲の行方
あとがき
著者紹介:
石井 美保(いしい・みほ)
文化人類学者。これまでタンザニア、ガーナ、インドで精霊祭祀や環境運動についての調査を行ってきた。2020年の夏、アジア・太平洋戦争で戦死した大叔父の遺した手紙を手にしたことから、戦争と家族史について調べ始める。主な著書に『環世界の人類学』(京都大学学術出版会)、『めぐりながれるものの人類学』、『たまふりの人類学』(ともに青土社)、『遠い声をさがして』(岩波書店)などがある。現在、京都大学人文科学研究所教授。このエッセイの挿画を描いている銅版画家のイシイアツコとは実の姉妹。
石井美保研究室:https://www.mihoishiianthropology.com/
イシイ アツコ
銅版画家。フランス・ヴァンセンヌ市在住。1995年に渡仏、銅版画を始める。以降モントルイユ市、パリ20区、ヴァンセンヌ市などで銅版画制作を行う。1996年より、フランス、日本、メキシコ、香港、スウェーデン、ベルギー、アメリカなどでグループ展、1999年より、フランス、日本、ドイツ、オランダ、ベルギー、ニューカレドニア、台湾などで個展を開催する。フランス女性誌「BIBA」のイラストレーション、j'ai lu出版、l’ecole de loisir出版の文庫本カバー、ブランドisabel marantのTシャツイメージ、百貨店bon marche のグッズなど、コラボレーションも多数。
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