-
多和田葉子ノート / 室井光広
¥2,750
『多和田葉子ノート』 著者:室井光広 出版社:双子のライオン堂 頁数:251 サイズ:四六判 版元からの紹介: ”国際的歩き巫女”の操る詩的言語の秘法に肉薄し、その分業の過去・現在・未来を照射する! <言葉そのもの>を語りつくした珠玉の対話2篇も収録。 *多和田葉子さんからのコメント* 「言葉の考古学者で世界異文学の本格的な読者である室井光広ならではの、室井光広以外の人にはできない、そして私の仕事全般、さらにその向こうを見渡す読み方」
-
気流の鳴る音 / 真木悠介
¥990
『気流の鳴る音』 著者:真木悠介 出版社:筑摩書房 判型:文庫 社会学者である見田宗介が、真木悠介名義で書いた本著。 カルロス・カスタネダの描く、メキシコの呪術師『ドン・ファン』の語る、共存するための思想、人間の持つ力、人間とは。 現代における社会学の枠をはるかに飛び越えて、現代社会の常識などものともしない、自我を解き放つ、比較社会学的構想。
-
香川にモスクができるまで / 岡内大三
¥1,980
『香川にモスクができるまで』 著者:岡内大三 出版社:晶文社 判型:四六版、単行本 版元からの紹介: ロードサイドにモスク建立?! 地方都市で暮らす在日ムスリムたちを追った、 笑いと団結、そして祈りのルポタージュ 日本で暮らす移民は増え続けている。香川県には、2019年時点で約800人のインドネシア系ムスリムからなるコミュニティーが存在していたが、信仰のための施設《モスク》はまだなかった。 信仰にとってモスクとはどのような存在なのか? そもそもイスラム教とはどのようなものなのか? モスク建立に奔走する長渕剛好きのインドネシア人フィカルさんとの出会いから、著者は祖国を離れ地方都市で暮らす彼らのコミュニティーに深く関わるようになっていく──。
-
平行植物 / レオ・レオーニ / 宮本 淳
¥2,420
『平行植物』 著者:レオ・レオーニ 訳者:宮本 淳 出版社:工作舎 絵本作家レオ・レオーニによる、ユーモア溢れる存在しない世界の植物読本。 版元からの紹介: ツキノヒカリバナ、 フエフキトッキ、マネモネ……。 想像上の「平行世界」に棲む、 奇妙で優美な植物たち。 その起源と形態を、 学術論文めいた叙述と、 詩情豊かなスケッチで描き出す。 レオーニの壮大な幻想博物誌。
-
懐かしい未来 ラダックから学ぶ / ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ /「懐かしい未来」翻訳委員会
¥1,100
SOLD OUT
『懐かしい未来 ラダックから学ぶ』 著者:ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ 編集・訳者:「懐かしい未来」翻訳委員会 編集 判型:文庫 版元からの紹介: ヒマラヤの辺境ラダックにおけるつつましくも豊かな暮らしと、そこに襲い掛かった近代化と開発の嵐。 貨幣経済に頼らずに、ほとんどすべての生活を自給自足によってまかなっていた理想郷に突然入り込んだグローバリゼーションの弊害。 「わたしたちの中に貧困はありません」と胸を張っていた青年が、わずか数年後に「貧しいラダックにはあななたちの助けが必要なのです」と援助を懇願する。 ここには近代化、西欧化の根本的な問題点が、まるでむき出しになった地層のようにあらわにされています。 貨幣経済が貧富の差をもたらし、グローバル経済が本来不要なものへの欲求を生み出し、人々から時間と幸福を奪う。 著者は失われた幸福を惜しむだけではなく、グローバリゼーションの本質と、それを超える道を実証的に明らかにすることを決意。ラダックに息づく深い伝統的な智恵が、その新たな道を進む鍵であることを示唆する。
-
ハンナ・アーレント、三つの逃亡 / ケン・クリムスティーン
¥3,960
『ハンナ・アーレント、三つの逃亡』 著者:ケン・クリムスティーン 訳者:百木漠 出版社:みすず書房 判型:菊変型 ページ数:248頁 版元からの紹介: ユダヤ人として戦争の世紀に生まれ落ち、 現実に向かって“なぜ?”と問いつづける少女ハンナ。 『全体主義の起原』『活動的生』を著した 不世出の政治哲学者の生涯を 繊細に、大胆に、描ききる名作グラフィックノベル。 〈これから語られるのは、 ハンナ・アーレントという人物の 生涯についての物語である。 別の時代の、失われた世界の、 失われた国に生まれ落ちた亡命哲学者。 その名前を聞いたことがある人も いるかもしれない。 最後に残る(そして最初からある)疑問。 なぜこの人物は、 おそらく20世紀の最も偉大な哲学者は、 哲学を捨てたのだろうか? それにもかかわらず、なぜ彼女の思考は、 人類が前に進むための生きた道筋を 示してくれるのだろうか?〉
-
劇画 ヒットラー / 水木しげる
¥572
『劇画 ヒットラー』 著者:水木しげる 出版社:ちくま文庫 判型:文庫 版元からの紹介: 巨匠・水木のマンガで読めるヒットラー56年の生涯。 今も、これからも、永久に読み継がれるべき、最強のヒットラー入門書。 画家への夢が破れた、ハニカミヤで誇大妄想狂の青年は、働く気力をなくし、浮浪者収容所で日々を送っていた。はた目には人生の落伍者にみえた青年アドルフ・ヒットラーが、ドイツ民衆を熱狂させ世界制覇の野望にもえる独裁者となったのはなぜなのか、いったいヒットラーとはどんな人間だったのか。骨太な筆致で描く伝記漫画。
-
私運転日記 / 大崎清夏
¥1,980
『私運転日記』 著者:大崎清夏 出版社:twililight 装画・挿画:nakaban デザイン:横山雄 判型:B6変判 並製 雁垂れ 版元からの紹介: 中原中也賞受賞詩人・大崎清夏による初めて丸ごと一冊日記の本。 “出会っても出会っても、歳をとればとるほど、自分のことをどこから話せばいいかわからない感じになっていくのだろう。だから深い関係がほしいのかもしれない。だから日記なんか書くのかもしれない” 「ほんとうにひとりのひとり暮らし」を機に、日記をつけ始めた詩人。 島での免許合宿、ソロハイク、初めてのドライブ…… 40代の広すぎる道を、確認しながら自分で運転してゆく日々が始まった。 “たぶん私はいま、自分の外に出ていきたいのだろう。 風で道の脇に落ちた、小枝のようなものになりたいのだろう。 そういう私自身を、じっくり引き受けてやりたいと思う” “忘れたくないことも、忘れがたいことも、早く忘れたいことも、日記に書いてしまえば、安心して忘れられる。すべて忘れても何ひとつ忘れることなんてないことを、日記を書くことは慰めてくれる”
-
インディアナ、インディアナ / レアード・ハント
¥2,320
『インディアナ、インディアナ』 著者:レアード・ハント 訳者:柴田元幸 出版社:twililight 哀しみを抱えるすべての人へ。 2006年刊行の「とても美しい小説」の復刊。 ノアの回想、心の機微、手紙、父や母。 悲哀の中にあるユーモア。
-
ユルスナールの靴 / 須賀敦子
¥704
『ユルスナールの靴』 著者:須賀敦子 出版社:河出書房新社 判型:文庫 版元からの紹介: 20世紀フランスを代表する作家ユルスナールに深く魅せられた筆者が、作家の生きた軌跡、その作品、作中人物の辿った道を自らのそれと幾重にも交錯させ、筆者自身が長く身を置いたヨーロッパへの思いをこめて綴るエッセイ。
-
抄訳 アフリカの印象 / レーモン・ルーセル
¥1,018
SOLD OUT
『抄訳 アフリカの印象』 著者:レーモン・ルーセル 訳者:國分 俊宏 イラスト:坂口恭平 出版社:伽鹿舎 判型:文庫 版元からの紹介: 言語に挑み、文章を解体することから決して逃げることのなかった作家レーモン・ルーセルによる言葉の奔流。 仮想のアフリカを舞台に繰り広げられる奇妙きわまりない祝祭の只中で、あなたはきっと熱に浮かされて夢を見る。 奇才・坂口恭平によるドローイングで読む、見たこともない熱帯アフリカ。 希代の言葉の魔術師と、現代の奇才の燦爛たる競演。 機械的で難解なルーセルを少しだけ血を通わせて訳した新訳版で、あなたも奇想世界へ。
-
みんなのお墓 / 吉村萬壱
¥2,090
『みんなのお墓』 著者:吉村萬壱 出版社:徳間書店 判型:四六版、単行本 版元からの紹介: 私たちの視界には、いつもお墓があった。 裸になる快感を追い求める主婦。 「真理」がわからないと言う小学四年生四人。 夜コンビニに出ることだけが日課の引きこもり男性。 「真・神塾」という塾への合宿参加を決めたギャル。 潔癖症の妻を持つ中年。 皆それぞれに悩みを抱えつつ、しかし必死に生きていこうとしている面々だった。 彼らはなぜ「内藤家之墓」に引き寄せられてしまうのか。 最後に入る世界・お墓は私のためか誰かのためか。 芥川賞作家が描く悲喜交々の群像劇。
-
旅のスケッチ / トーベ・ヤンソン初期短篇集
¥1,760
SOLD OUT
『旅のスケッチ』 トーベ・ヤンソン初期短篇集 著者:トーべ・ヤンソン 訳者: 冨原 眞弓 出版社:筑摩書房 刊行日: 2014/06/10 判型:四六判 ページ数:192 版元からの紹介: 新聞売りの少年の声、花売りの老女たちの歌…戦前のヨーロッパ各都市を舞台に描かれる、皮肉とユーモアと愛に満ちた小説集。ムーミン誕生以前の初々しい筆致が冴える。イラスト多数!
-
解きたくなる数学 / 佐藤雅彦、大島遼、廣瀬隼也
¥1,980
『解きたくなる数学』 著者:佐藤雅彦、大島遼、廣瀬隼也 出版社:岩波書店 刊行日:2021/09/28 判型:B5変 ページ数:134頁 定価 1,980円 版元からの紹介: あの「ピタゴラスイッチ」制作メンバーがおくる数学問題集。魅力的な写真とグラフィックで表現された23題に、きっと夢中に。
-
時間の比較社会学 / 真木悠介
¥1,716
『時間の比較社会学』 著者:真木悠介 出版社:岩波書店 刊行日:2003/08/19 判型:A6 ページ数:338頁 版元からの紹介: さまざまな社会の時間観念を比較し,近代的自我に特有の時間意識の形成過程を解明した現代社会学の名著.
-
サカナとヤクザ / 鈴木智彦
¥1,760
『サカナとヤクザ』 著者:鈴木智彦 出版社:小学館 版元からの紹介: 食べてるあなたも共犯者!決死の潜入ルポ アワビ、ウナギ、ウニ、サケ、ナマコ……・「高級魚(サカナ)を食べると暴力団(ヤクザ)が儲かる」という食品業界最大のタブーを暴く。 築地市場から密漁団まで5年に及ぶ潜入ルポは刊行時、大きな反響を呼んだが、このたび文庫化にあたって「サカナとヤクザ」の歴史と現状を追加取材。新章「“魚河岸の守護神”佃政の数奇な人生」「密漁社会のマラドーナは生きていた」を書き下ろした。 推薦文は『闇金ウシジマくん』『九条の大罪』の漫画家・真鍋昌平氏、文庫解説は『モテキ』『バクマン』の映画監督・大根仁氏。 本作はノンフィクションのジャンルを超え、日本のエンタメ最前線を走る人たちから絶賛されている。
-
英語万華鏡 / 長沼 登代子
¥1,980
『英語万華鏡』 著者:長沼 登代子 出版社:中央公論新社 判型:四六判 ページ数:317 豊富な留学経験と35年間英語教師として勤めあげた著者による、日本語話者のために作られた本書。日本語と英語の比較も詳細に説明されており、新しい視点で英語学習が可能です。 さまざまな文学作品を紹介し、引用を用いて説明するため、文学の知識や教養にも触れることができる、英語学習がより深まること間違いなしの一冊です。
-
デレク・ジャーマンの庭 / デレク・ジャーマン
¥4,180
『デレク・ジャーマンの庭』 著者:デレク・ジャーマン 写真:ハワード・スーリー 訳者:山内 朋樹 出版社:創元社 判型:B5判変型 ページ数:148頁 版元からの紹介: 不朽の名作 『Derek Jarman's Garden』が、 製版のデジタルリマスターにより、 約30年ぶり待望の新訳復刊!
-
焚き火料理の本 / 小雀 陣二
¥1,650
『焚き火料理の本』 著者:小雀 陣二 出版社:山と渓谷社 版元からの紹介: アウトドア料理の達人が教えます! 56の絶品焚き火料理の作り方。 キャンプで作りたくなる絶品・焚き火料理56品のレシピ集。 全国各地の野外イベントでの講師や監修、メディア取材への帯同など、アウトドアコーディネイターとして季節を問わず活躍する小雀陣二さん。 数々のアウトドアシーンで焚き火を使って料理を提供してきた「アウトドア料理の達人」が、楽しくて美味しい焚き火料理の作り方を、そのコツとともに伝授します。 ・焼く、煮る、炙る。焚き火ならではの豪快でおいしい料理が味わえるレシピ集 ・簡単シンプルなものからひと手間、ふた手間かけた作り甲斐のある料理まで、全56品を収録 ・火力の調節の仕方など、焚き火料理を楽しむための基礎知識と焚き火料理をもっと便利に楽しくする焚き火調理グッズを紹介
-
焚き火の本 / 猪野 正哉
¥1,980
『焚き火の本』 著者:猪野 正哉 出版社:山と渓谷社 版元からの紹介: 焚き火のハウツーと知識を徹底的に解説する「焚き火実用書の決定版」。 美しいビジュアルで、焚き火の達人・猪野正哉氏がわかりやすく解説します。
-
読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門
¥2,860
『読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門』 著者:ナージャ・トロコンニコワ 訳者:野中モモ 出版社:ソウ・スウィート・パブリッシング 「プーチンが最も憎んだバンドPussy Riotの創設メンバーによる、回顧録と行動指針の騒々しい融合」
-
センス・オブ・ワンダー / レイチェル・カーソン / 森田真生
¥1,980
『センス・オブ・ワンダー』 著者:レイチェル・カーソン 訳者:森田真生 絵:西村ツチカ 出版社:筑摩書房 版元からの紹介: 「ここにきてよかったね」この星はすべての生命を祝福している。世界的ベストセラー『センス・オブ・ワンダー』待望の新訳、さらにその未完の作品を書き継ぐ。
-
たんぽぽのお酒 / レイ・ブラッドベリ
¥2,200
SOLD OUT
『たんぽぽのお酒』 著者:レイ・ブラッドベリ 訳者:北山克彦 絵:荒井良二 出版社:晶文社 版元からの紹介: 輝く夏の陽ざしのなか、12歳の少年ダグラスはそよ風にのって走る。その多感な心にきざまれる数々の不思議な事件と黄金の夢……。夏のはじめに仕込んだタンポポのお酒一壜一壜にこめられた、少年の愛と孤独と夢と成長の物語。巨匠ブラッドベリが贈る、少年ファンタジーの永遠の名作。
-
【サイン本】かえるはかえる / 小山田浩子
¥1,980
『かえるはかえる』 著者:小山田浩子 出版社:twililight ※著者サイン本です! 版元からの紹介: 「目の前のひとつひとつを信じて書いていけば小説になる」 twililight web magazineでの2023年4月~9月の連載に、書き下ろし2本をくわえた、芥川賞作家・小山田浩子による第2エッセイ集。 「いまの普通はすぐ普通ではなくなるし私の普通と他の人の普通も全然違うしお互いの普通でなさもものすごく食い違う、でも私たちはそのことをいちいち口に出し確かめ合ったりしないで日々過ごしていて、だからこうして自分の普通や普通でなさを書き留めておく機会は本当にありがたかった。」