
ムラブリ 文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと/伊藤雄馬
¥1,980 税込
SOLD OUT
別途送料がかかります。送料を確認する
¥10,000以上のご注文で国内送料が無料になります。
著者:伊藤雄馬
装丁:山田和寛+佐々木英子(nipponia)
イラストレーション:黒崎威一郎
出版社:集英社インターナショナル
判型:四六判・ソフトカバー/256ページ
版元からの紹介:
あなたの「ふつう」をひっくり返す 異端の言語学ノンフィクション
就活から逃げ出した言語学徒の青年は、美しい言語を話す少数民族・ムラブリと出会った。文字のないムラブリ語を研究し、自由を愛するムラブリと暮らすうち、日本で培った常識は剥がれ、身体感覚までもが変わっていく……。
言葉とはなにか? そして幸福、自由とはなにか? ムラブリ語研究をとおしてたどり着いた答えとは……?
【ムラブリとは】
タイやラオスの山岳地帯に暮らす少数民族。人口は500名前後と推測される。
「ムラ」は「人」、「ブリ」は「森」を指すため、「森の人」を意味する。タイ国内では「黄色い葉の精霊」とも呼ばれる。
かつては森のなかで狩猟採集をしながら遊動生活をしていたが、定住化が進んでいる。
ムラブリ語には文字がなく、話者数の減少にともない、消滅の危機にある「危機言語」に指定されている。言語学的に希少な特徴が複数確認されている。
★高野秀行(ノンフィクション作家)
「不思議な本。ただ面白いだけでなく、別の世界にトリップしたような感覚に襲われる。」 ★川添愛(作家・言語学者)
「生きる力を削がれた現代人のために、言語学者に何ができるのか。その答えがここにある。」
-
レビュー
(19)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥1,980 税込
SOLD OUT